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米Twitter、1対1のVine動画を非公開で送信できる「Vine Message」発表

 米Twitterの子会社米Vine Labsは3日、1対1でVine動画を非公開メッセージとして送信できる新機能「Vine Message」を発表した。Vine MessageはiOS 6以上、Android OS 4.0以上に対応したVine最新版バージョン2.0に搭載され、今日から無料ダウンロード可能だ。

Vine Message

 Vineの6秒動画をVine Messageとして送信するには、Vineメニューからメッセージを選択し、友達を選択する。特徴的なのは、これまでのVineと異なり、フォロワーでない人にもメールやSMSを使ってメッセージを送信できる点だ。その場合はアドレス帳から選択するか、直接メールアドレスか電話番号を入力する。

 なお、Vine Messageを複数人に同時送信すると、それぞれの人と1対1の会話が始まることになるため注意が必要だ。

 送信できる動画は、自分が撮影したVine動画だけでなく、どこかで見つけたVine動画でも良い。自分で面白い動画を作成できないと思っていても、動画を気軽に非公開で共有できることで利用者のハードルが下がるとも言える。

 Vine Messageの受信箱は「Friends」と「Others」に分かれている。

 ヘルプページの説明によると、受信箱の「Friends」とは、VineまたはTwitterでフォローしている人、またはアドレス帳に電話番号が登録されている人のことだ。「Others」はそれ以外の人ということになる。「Others」からのメッセージを受信しない設定にすることも可能だ。

 また、特定の人物からのVine Messageをこれ以上受け取りたくない場合、アカウントをブロックすることで対処が可能だ。

 また、VMのスパムを受信した場合、メッセージを長押しして削除できる。その上でアカウントをブロックし、さらにユーザープロフィールからスパムとして報告することもできるとしている。

 その他の新機能として、Vineはバージョン2.0からプロフィール画面の色をカスタマイズできるようになった。

(青木 大我 taiga@scientist.com)