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講談社、ブルーバックスの新刊「Q&A 火山噴火 127の疑問」の一部を無料公開
(2015/9/11 12:19)
株式会社講談社は、科学新書シリーズ「ブルーバックス」の新刊として「Q&A 火山噴火 127の疑問」を9月18日に発売するのに先立ち、同書の一部をウェブで無料公開する。
2001年に刊行された「Q&A 火山噴火」の改訂版として刊行するもの。昨年9月に噴火した御嶽山に続き、最近では箱根山や口永良部島、浅間山など、火山活動が活発化したり噴火に至るケースが相次いでいることを受け、“火山列島”に住む我々が知っておくべき安全対策や火山活動の現状などについての最新情報を新たに書き加えた。256ページ、900円(税別)。電子書籍版も9月25日に配信開始予定。
無料公開する内容は、以下の通り。講談社「現代ビジネス」のサイトの記事として、11日より6日間にわたり順次掲載していく。
- 9月11日 いま、日本の火山はどうなっているの? 前編
- 9月12日 いま、日本の火山はどうなっているの? 後編
- 9月13日 あそこの火山は大丈夫? あの山の噴火にまつわるQ&A 前編
- 9月14日 あそこの火山は大丈夫? あの山の噴火にまつわるQ&A 後編
- 9月15日 今後、日本の火山はどうなるの? 前編
- 9月16日 今後、日本の火山はどうなるの? 後編
講談社は昨年の御嶽山の噴火の後、品切れとなっていた「Q&A 火山噴火」の全文PDFを、編者である日本火山学会の賛同を得てウェブで無料公開した経緯がある。講談社によれば、約2カ月間の期間限定で無料公開したページには10万PVものアクセスがあったほか、最近も桜島の噴火警報が出たことなどもあって、無料公開していたページのURLには今でも毎月2000PV前後のアクセスがあるという。こうした状況を受け、改訂版の発売に先立ち、その一部内容を無料公開することにした。
あわせて、「講談社BOOK倶楽部」サイト内に特集ページ「知って備える・災害関連書特集」を開設。火山、台風、津波などに関連するブルーバックスのタイトルをまとめて紹介するほか、一部の書籍は試し読みできるようにしている。