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衆院選立候補予定のTwitter議員も投稿をいったん停止 ほか

【2009/8/18】

■ 衆院選立候補予定のTwitter議員も投稿をいったん停止
 与謝野馨さんのスタッフによるTwitterへの投稿が、17日でいったん止まった。衆議院選挙の期間に入り、法律での規制が入るためだ。もっとも選挙期間中のインターネットでの選挙運動は、条文中の「文書図画の頒布」にあたると総務省が判断して、それを公表しているだけのこと。違反すれば逮捕される公職選挙法だけれど、ネットでの活動を理由に当局が取り締まった例はない。自民党も民主党も、細部に違いはあるもののネットでの選挙活動を公式に解禁したい意向のようだ。不自由な選挙は今回の衆院選を最後にしてもらいたいものだ。なお、ウィキペディアの「ネット選挙」の項目が、記述がとても充実していて興味深い内容になっている。

◇与謝野馨さんのスタッフによるTwitterへの投稿
http://twitter.com/yosano_staff/status/3358814508
◇自民党、民主党の「ネット選挙」解禁に関する政策について
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/e-business_006.html
◇ウィキペディアの「ネット選挙」の項目
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E9%81%B8%E6%8C%99

めたるまん(山崎一幸)

■ なかなか消えない、初音ミクが歌わされた最悪の「替え歌」
 「白いクスリ」と題した、最悪の内容の動画がニコニコ動画に投稿されていたことがあった。今は逮捕されて取り調べを受けている酒井法子容疑者の持ち歌「碧いうさぎ」を替え歌にして、初音ミクに歌わせたものだ。原曲では切ない恋心を歌った歌詞が、覚醒剤の服用を思わせる内容に変えられた。初音ミクが牢屋の中で震えながら歌う、そんな動画を添えられた投稿も見かけた。9日にタイムリーに公開されたために、ネットで話題となり、たちまち高アクセスとなった。しかし替え歌だから、著作物の同一性保持権の侵害となる上、替え歌の歌詞には酒井さんを侮辱する内容も含まれていて、法律に抵触している。酒井容疑者のやらかしたことはともかく、原曲は酒井容疑者がひとりで作ったものではない。替え歌は原曲の作者への思いやりが全くない、視点を変えてみれば心ない嫌がらせのような存在に見える。こんな最悪の曲を歌わされ、牢屋の中で震えさせられる、初音ミクというキャラクターもかわいそうなものだが、しょせんはソフトウェア、人間のようには法律はなかなか味方してくれない。初音ミクの発売元、クリプトン社が13日にニコニコ動画に削除要請して、いったんは削除されたものの、ニコニコ動画側の判断が変わり復活、現在はアップロードした人物によって公開が停止されている。もっとも動画は第三者の手によりYouTubeにも転載され、誰でも視聴が可能になっている状態だ。

◇クリプトン側の見解
http://blog.piapro.jp/2009/08/post-267.html
◇ニコニコ動画側の見解
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/08/004095.html

めたるまん(山崎一幸)