やじうまWatch

Apple Watchが噂された“iWatch”でなかった理由の考察

 ついに発表されたApple Watchだが、ある意味で製品そのものよりもユーザーを驚かせたのが、製品名が噂された“iWatch”でなかったこと。すでに一部の国では商標として登録されていただけに意外に感じた人が多かったようで、ネット上でも戸惑いの声が多数見られたわけだが、この事情についてIT弁理士の栗原潔氏がブログ上で考察を行っている。理由の一つとして同氏が推測しているのが、スイスのSwatch社の商標との類似性で、一時はこの問題を解決するためにAppleがSwatchと提携するという噂が流れ、Swatchがこれを否定したこともあったほどで、原因と一つとして見るのはたしかに有力かもしれない。このほか、中国企業による抜け駆け出願といった要因にも触れられているので、興味がある人は一読をおすすめする。

◇Apple WatchはなぜiWatchではなかったのか?(栗原潔のIT弁理士日記)
http://www.techvisor.jp/blog/archives/5132
◇Swatch Objects to Authorities on Apple’s Use of IWatch Label(Bloomberg)
http://www.bloomberg.com/news/2014-05-04/swatch-objects-to-authorities-on-apple-s-use-of-iwatch-label-1-.html
◇Swatch Denies It’s Cooperating With Apple on Smartwatch(Bloomberg)
http://www.bloomberg.com/news/2014-07-24/swatch-denies-it-s-cooperating-with-apple-on-smartwatch.html

(tks24)