Kickstarterで大人気、iPhoneをインスタントカメラに変身させるケース

　デジカメ全盛の時代になっても、一部で根強い人気があるのがインスタントカメラ。なかでも富士フイルムの「チェキ」はいったん落ち込んだ売上がここ数年で回復、今年に至っては同社が業績見通しを上方修正する要因の1つにまで挙げているほどだ。さていまKickstarterに登場して話題になっているのが、iPhoneをインスタントカメラに変身させるアイテム。「Prynt」と名付けられたこの製品は、iPhoneと合体することにより、iPhoneで印刷した写真をその場で内蔵の印画紙にプリントできるというアイテム。iPhone 6のほか従来の5/5sや5c、さらに一部のGalaxyシリーズでも利用できるなど対応の幅は広く、Kickstarterに登場するやいなや目標額の5万ドルはあっという間にクリア、〆切まで1カ月以上を残してすでに出資額は数倍にも達している。ほとんどのコースはすでに売り切れ状態なので、手に入れたい人は急いだほうがよさそうだ。

◇Prynt: the first instant camera case for iPhone and Android by Prynt（Kickstarter）
https://www.kickstarter.com/projects/prynt/prynt-the-first-instant-camera-case-for-iphone-and
◇富士フイルムＨＤ、１５年３月期決算見通しを上方修正　チェキや高級デジカメ堅調で（SankeiBiz）
http://www.sankeibiz.jp/business/news/150128/bsc1501281832017-n1.htm
◇チェキ、なぜ廃番寸前から国内外で人気沸騰？偶然重なり価値再認識、一部で必須アイテムに（ビジネスジャーナル）
http://biz-journal.jp/2014/08/post_5572.html