やじうまWatch

●新宿エルタワーの「わかりにくすぎる案内板」に改良案が続々と登場

　先日Twitterで「これはひどい」「ダメなデザインの典型例」として話題になっていたのが、新宿エルタワーに設置された、トイレなどの位置を示した案内板。3×3のマス目で区切られたこの案内板、一見しただけではどこに何があるかまったく理解できないとあって、前述のコメントとともに多数RTされ、30万以上のPVをたたき出していた。さて、この案内板を解読し、きちんと意味が通った内容にしようと、ネットのあちこちで議論が交わされたり、改良案がアップされていた。ブログ「Liner Note」では現地に足を運んで施設の位置を把握した上での改良案がアップされているほか、Togetterのまとめでは、複数のデザイン案とともに、具体的にどこが問題なのか、識者による議論を読むことができる。ひとつだけ言えるのは、そもそもの施設内の配置が複雑で、元のような理解できないデザインになったのも、一理あるということだ。

◇発端となった画像（Twitpic）
http://twitpic.com/6h3fd3
◇勝手にリデザイン：新宿高層ビルの館内施設案内板（Liner Note）
http://note.openvista.jp/2011/redesigning-shinjuku-building-sign/
◇新宿案内図問題：新宿エルタワーのサインのデザインがわかりにくい（Togetter）
http://togetter.com/li/185014

●やはりガセだった？　「K-POP宣伝の韓国からのアクセスをYouTubeが遮断」の記事

　昨日ネットを大いに騒がせたのが、YouTubeが韓国からのアクセスを遮断したというニュース。K-POPの宣伝のために国を挙げてYouTubeへのアクセスを繰り返したのが原因とのことで、元記事が大手ポータルサイトに転載されたことで多くの人の目に触れ、2ちゃんねるではスレッドが何本も乱立する事態となった。ところがこのニュースに書かれているような韓国からアクセスやアップロードができないといった状況はまったく起こっておらず、もちろんYouTube側からの発表もないなど、どうやら発信源自体がガセだった可能性が高くなっている。一連の流れは切込隊長改め山本一郎氏のブログに詳しいわけだが、うっかり釣られてしまった人は自戒を込めてチェックしておきたいところだ。ちなみに元記事はすでに削除されているが、はてなブックマークのコメントはすべて残っているほか、元記事も魚拓ではしっかりと閲覧することができる。

◇Serchina発のクソ誤報がwebで大拡散して恥ずかしいでござるの巻（やまもといちろうBLOG）
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2011/09/serchinaweb-37c.html
◇ユーチューブが韓国からのアクセスを遮断？！某社ニュースが限りなく疑わしい件について （KINBRICKS NOW）
http://kinbricksnow.com/archives/51741256.html
◇YouTubeが韓国からのアクセスを工作として遮断←ガセでした 韓国のプロキシ通し検証済（おまえら速報）
http://omasoku.blog90.fc2.com/blog-entry-670.html