宗教団体にも電子書籍の波？　真宗大谷派による電子書籍ストアがオープン

　昨今ではさまざまな企業・団体がコンテンツの電子書籍化に取り組みつつあり、ちょっとやそっとでは話題にならなくなってしまった感があるが、コンテンツ化のみならず電子書籍ストアごと立ち上げたことで今回話題になっていたのが、京都の真宗大谷派による「東本願寺電子Bookストア」。同派のお知らせによると「宗教団体として初めての開設」とのことで、月刊紙や文庫などをサイト上で購入した上で、無料のiOS/Androidアプリ「東本願寺eBookリーダー」で読むというスタイル。立ち読みも可能なほか、購入した本はクラウドからの再ダウンロードも可能であるなど、その機能は一般的な電子書籍ストアと比較しても引けをとらない。電子書籍の認知度が高まるにつれ、こうした動きはさまざまな団体や業界で加速しそうだ。

◇東本願寺電子Bookストア
https://higashihonganji.e-shelf.jp/
◇「東本願寺電子Bookストア」を開設しました（東本願寺）
http://www.higashihonganji.or.jp/news/publication/2635/