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今日の気分
by うるまでるび

やじうまWatch

噂あり、未確認情報ありのやじうまWatch。
リンク先の記事などがすでに消失していることもありますが、あらかじめご了承ください。

【2006/05/31】

■ 1曲目は「ヤセタンとコロンタン」……「のこいのこ大全」発売
 ある年代の皆さんにとっては、たぶん母親と同じぐらいなじみのある声。そんな、のこいのこさんのアンソロジーアルバム「のこいのこ大全」が6月21日に3,000円で発売されるのだ。CDJournal.comによれば、のこいのこさんが今までに歌ったCMソングは約800曲に上るという。その中から、「オノデンボーヤ」「エバラ焼肉のたれ」「カップスター」あたりはもちろん収録されている。また、フジテレビの番組「ひらけ!ポンキッキ」で歌った「パタパタママ」「はたらくくるま」などもある。そして1曲目には、筆者が知る限りでは、CDに収録されるのが非常に珍しい、「ヤセタンとコロンタン」が入っているのがとてもうれしい。筆者の頭の中ではさっきから何度も鳴り響いていて困るのだけれど、現実には、最近はなかなか聞くことができなかった名曲だ。すでに、ネットの各ショップでも予約受付中だ。これは買わずにはいられない。

■ 「FedEx」の段ボール箱で、部屋中の家具を作ってしまった人が
 どうしてアマゾンの箱は捨てづらいのだろう。日通のおじさんが大事に運んでくれる、あの段ボール箱だ。バリバリと封を開けて中身を取り出したあとは、箱はとっとと捨ててしまえばいいのに、丈夫そうなこの箱をほかの何かに使えるのではないかとつい保存してしまうのだ。おかげで、筆者宅の納戸には、プラナリアのような、あのアマゾンマークがあちこちにいる。米国では、「FedEx」の箱をとっておく人が多いらしい。ご存じ、運送会社のフェデラルエクスプレスの箱だ。確かに、真っ白の地に青と赤で「FedEx」と書いてあって、とてもかっこいい。「I'm bored」で知ったのだけれど、このかっこいい箱で部屋の中の家具を全部作ってしまった人がいるのだ。PC机から、ソファー、ベッド、リビングセットまで、白い家具が勢揃いしている。こんな家具に囲まれて生活するのも悪くない、か?



【2006/05/30】

■ 日本の国歌“君が代”を、オリコンチャートで1位にする動き
 昨年、はてなでアンケートをとらせていただいたところ、政治思想抜きの条件付きでの「君が代」の好き嫌いは、ほぼ半々となった。現在、iTunes Music Store(iTMS)のクラシック部門で売り上げ23位と、相変わらずの人気だ。君が代は日本の国歌だけれど、いろいろとややこしいことが絡んでいるために、毛嫌いする人が多い一方、人気も高いのだ。この君が代を、オリコン1位にする動きがあるらしい。発祥は、2ちゃんねるのニュース速報VIP板。どうやら、6月14日にCDを一斉に購入して、ランクを上げようという作戦らしい。まとめサイトの更新が遅れてしまっていたりして、いまはややグタグタな状態になってしまっているようだ。決戦までに体制を固めることが出来るのかどうか。

■ 韓国人男性の入浴期間は、15日に1回程度……翻訳掲示板でわかる
 数年前、日韓の自動翻訳チャットが開設された際に使ってみたことがあった。始まったばかりのチャットで、韓国人と日本人が、興味津々で濃厚な会話を繰り広げていた。韓国人のお姉さんが開設するネットラジオから、「日本の皆さん、聞こえますか?」と語りかけられた声を今もはっきりと覚えている。そんな自動翻訳のチャットや掲示板で、相互の文化を知り始めると、似ているところより違う部分が気になってくる。「APOCRYPHA:NEWS」で知ったのだけれど、なんと、韓国人男性が15日に1回程度しか風呂に入らないそうなのだ。翻訳掲示板で1月ごろから始まったやりとりでのことだ。日本側から「不潔だ」と指摘があっても、韓国側からは風呂に入らない理由がいろいろ上がっただけで、入浴期間は短くて週に1度ぐらいとのことだった。そして、日本人が毎日入浴することを、韓国人が否定し始める事態になっていた。約5カ月間の議論でも、入浴期間は1週間以下にはなっていない。



【2006/05/29】

■ 自動販売機の中にはいったい、何本の飲料が入っているのか実験
 自動販売機が無性に欲しくなってしまった。設置すればお小遣い稼ぎになるといった浅ましい想像もあったんだけれど、何より格好いいではないか。お金を入れると飲み物が出てくる、あの頑丈そうなマシンが24時間、自分のために働いてくれるのは楽しそうだ。最近は在庫管理もオンラインらしくて、販売機の中身がなくなれば、たちどころに制服のかっこいいお兄さんがやってきて、がらん、がらん、と缶飲料を補充していってくれる。さて、そんな自動販売機の中に、いったい何本の飲み物が入っているのか、気になったことはないだろうか。筆者は気になっていたところ、実際に確かめてしまったグループがいた。「満目蕭条」で知ったのだけれど、秋葉原にある1台の自動販売機から、5人がかりですべての飲料を買い占めた様子がWebで見られる。

■ おねえさんが描く「スプー」が大人気、フィギュアが40万円超に
 NHKテレビ「おかあさんといっしょ」の画像が、先週あたりからネットで非常に注目を集めていた。番組のキャラクター「スプー」を描く、絵描き歌のコーナーだ。おにいさんとおねえさんが並んで描くのだけれど、おねえさんのはいだしょうこさんが描き上げた「スプー」がなんだかすさまじいのだ。はいださんは宝塚歌劇団出身で、退団後はミュージカルでソロを務めた経験もある、才色兼備の人物。ところが、絵の才能には恵まれなかったらしい。筆者が当欄で紹介するのをしばらくためらってしまったほどの絵がNHKの子ども番組で放送されていたのだった。ネットで広まる過程で、たちどころにアスキーアートができあがり、美しいイラストが描かれた。また、別の動物とも合成され、生き物として進化も遂げていたのだった。「HiroIro」で知ったのだけれど、なんと立体化されたフィギュアまで製作されていた。ヤフオクに出品中で、終了まで4時間に迫った20時現在、入札価格は40万円を越えている。



【2006/05/26】

■ 橋下徹弁護士、税申告漏れの新聞報道に対してブログに反論掲載
 23日付の産経新聞記事で、税務調査を受けた橋下徹弁護士が、申請漏れを指摘されていたと報じられていた。記事によれば、約2,500万円の申告漏れについて、約1,000万円の追徴課税を払ったという。タレント活動に必要などとして、経費請求した一部について領収書がないなど、実際に支払いがあったか確認できないものがあったとしている。記事の見出しには、「税法…詳しくなかった?」ともあった。この記事に、橋下さんは自身のブログで「大きな事実誤認」だとして、反論を開始したのだった。経費はタレント活動に使ったものではなく、法律事務所の調査業務で使ったものなのだそうだ。この情報は税務当局から記者に流れたものだ、とも指摘している。この緊張感のあるブログ記事に、名古屋名物のみそ煮込みうどんや、金のしゃちほこで有名な名古屋城の画像を取り混ぜているのが何ともブログ的だった。

■ 太田光さんに抗議した右翼団体の公式掲示板に、抗議が殺到中
 新聞やテレビのニュースで「ネット上の掲示板」「匿名の掲示板」などと表現された場合、たいていは2ちゃんねるのことだ。当欄の読者様各位ならば、2ちゃんねるに載っている情報をどう読むのか、信用するのか、あるいはウソで遊んでいる部分がどこなのか、よくおわかりのことと思う。ところが、明らかなウソのテキストであっても、何度も繰り返しコピペされると、まるでほんとうのように思えてくることがあるからややこしい。2ちゃんねるでは以前から、「大田光先生 TBSラジオでの素晴らしい発言集」なるテキストがあちこちにコピペで投稿されていた。「日本人は糞」「自民に投票した日本人全部死刑」など、非常に過激な内容だ。爆笑問題の太田さんがいくら刺激的なネタで笑いを取っているにしても、いくら何でもしゃべりそうもない内容だった。ところが、何度もコピペされるうちに、これを右翼団体「正気塾」の幹部が本気にして、太田さんの所属事務所に抗議文を持参してしまったのだった。この一件が報道されて以降、正気塾の公式掲示板には、ネットユーザーからの抗議がたくさん投稿されている。



【2006/05/25】

■ 抗議で欠番扱いのウルトラセブン欠番12話がYouTubeに
 昔は、差別的な表現がメディアに登場することが多かった。それが規制されるようになり、一度は見かけなくなってしまったものの、ネット上では目にすることが増えてきた。「ウルトラセブン」の12話、「遊星より愛をこめて」は「欠番」扱いで、放映・販売されていない。この回に登場する悪役「スペル星人」が、原爆の被害者をモデルとしているとの抗議を受けたからだという。公開停止となった経緯は、ウィキペディアで詳細に書かれている。現在はフィルムも存在しないという噂があった第12話だが、なんとYouTubeにアップロードされ、誰でも閲覧可能な状態になっているのだ。どういう経緯で動画ファイルが作られたのかは一切謎だ。

■ mixiのトップ画面をXHTML+CSSでみごとに作り直した専門学校生
 SNSといえば、mixiが文句なく代表格だ。その画面構成も、後続のサービスがみんな少なからず影響を受けている。筆者も1日に何度も眺めているmixiのトップ画面、実はユーザーからの批判が意外と多かったりするのだ。「3ping.org」にこのトップ画面を改良したものが公開されていた。とある専門学校生の力作だそうだ。XTMLとCSSで組み直しているんだけれど、一見、オリジナルの画面とまったく変わらない。mixiで最近追加された新機能、2カラムと3カラムの切り替えにも対応している。ブラウザで文字サイズを変更できるうえ、レイアウトはほとんど崩れない。何よりうれしいのが、W-ZERO3のOperaで閲覧したときに、画面上の要素の崩れが少なく、非常に見やすくクリックしやすいところだ。



【2006/05/24】

■ USBミニ4駆の改良が進み、USBがなくても動くようになった!
 先日、当欄で紹介した「USBミニ4駆」。その後、作者氏による改良が進み、なんと2ウェイ電源に改良されていたのだった。たとえノートPCがバッテリー切れを起こしたり、USBポートを酷使しすぎてPCが故障してしまっても、乾電池さえ装着すればまたすぐに遊べるのだ。また、USBバッテリーボックスを使ったUSBミニ4駆を製作する人が別に現われた。こちらでは、内蔵電源によって無停電化の豪華仕様だ。万能なUSBワールドをより拡大するのには成功しているんだけれど、USBである意味がそろそろ希薄になってきているのは否定できないところ。そして、本家の作者氏である「楯追人.blog」の「給食車」さんからメールをいただいた。ノートPCを抱えて走り回る姿を、動画を公開中だという。「電源使用量が供給限界を……」とアラートメッセージを表示し続けるノートPCと、ビデオカメラを抱えてミニ4駆を追いかけて回る力作映像、とくとごらんあれ。

■ 新しい楽しみ“mixiミュージック”に、謎のアーティストが登場
 mixiで22日から限定的に始まった新サービス「mixiミュージック」。iTunesやWindows Media Playerなどで再生した音楽のリストをみんなで共有する。筆者も遊んでみたら、これが予想外に楽しい。それほど有名ではない曲でも、その曲を聴いているユーザーがあっという間に現われるので、なんだかドキドキしてしまうのだ。mixiミュージックには、ユーザーの再生回数を合計したランキングがあるのだけれど、その上位に「はまちや2」なる謎の名前があった。CDなど発売していないインディーズのアーティストの曲でも共有できるように、再生した曲のタイトルがそのまま表示される仕組みなんだけれど、それがいたずらに使われてしまったようだった。いたずらの痕跡は、mixiの事務局によって消されている。



【2006/05/23】

■ 今月のテーマはこれだ! ネスカフェ“炭酸コーヒー”に注目が
 3月の「ファイナルファンタジーXII ポーション」、4月の「チョコレート効果99%」と続いたネットコミュニティ界の体当たり試食のテーマだけれど、今月はどうやら「スパークリング・カフェ」に注目が集まっているようだ。ネスカフェでおなじみのネスレ日本が発売した飲み物で、22日に全国発売された。コクのあるコーヒーに炭酸を加えて、キレのある飲み心地が味わえるはずだった。しかし、ブログやmixi、2ちゃんねるなどではほとんどの皆さんが「まずい」と一刀両断。とてもキレのある感想が多かった。炭酸コーヒーは、スパークリング・カフェが初めてではなく、過去に何度も登場している飲み物だ。筆者も子どものころに飲んでいるんだけれど、おいしかったような記憶がある。ネットにも、少数ながら「飲み慣れるとやみつきになるかも」との感想があった。ポーションはとりあえず売り切れ、チョコレート効果は他社から類似商品が出てきたりと、かつてネットでテーマになった製品はどちらも成功したようだけれど、スパークリング・カフェはどこまで浸透することになるのか?

■ 画像を拡大すると無数の小画像が現われる、永遠巡回のコンテンツ
 ネット中毒をさらに加速させそうなShockwaveコンテンツを「ぼんなり」の紹介で知った。「information」というタイトルのページだ。ページを開くと、赤ら顔をしたひげのおじさんのアップ画像が登場する。マウスカーソルに従って動く白い正方形を画像のどこかに合わせてクリックすると、画像を構成するピクセルひとつひとつが、小さな画像になって現われてくる。クリックを繰り返すと、無数の画像が大きくなっていく。そして1つの画像が枠内にいっぱいになったところでさらにクリックすると、また無数の小画像が現われてくる。永遠に繰り返されるこの循環で、さまざまな画像を眺めているうちに、あっという間に時間が経ってしまう。このWebサイト「10 ways」には、他にもまだ常習性の高そうなShockwaveコンテンツがある。睡眠不足にはどうぞご注意を。



【2006/05/22】

■ 藪本雅子さんのブログ炎上するも「逃げない」宣言で雰囲気一転
 日本テレビの若手男性アナウンサーが、女子高生のスカートの中を携帯電話で盗撮していたことが、17日ごろ報道された。ところが、ふだん「実名報道」を主張していた日本テレビが、この件ではアナウンサーの名前を一切沈黙した。これで、多くの人々の中で「身内に甘い」と不満が高まり、ネットでは、ブログや2ちゃんねるなどでアナウンサーの名前を暴露する投稿が相次いでいた。そんな中、日本テレビ元アナウンサーの藪本雅子さんが自身のブログで19日、「(男の子は)女の子のパンツが見たくて見たくてしょうがない生き物である」と触れた。このエントリーで、コメント欄が「炎上」、日本テレビの報道姿勢について批判する大量のコメントが投稿された。中には過激な言葉もあったけれど、冷静に指摘するコメントが非常に目立った。恐ろしいほど大量のコメントを目の当たりにした藪本さんは、いったん記事をコメントごと非公開設定にしたものの、その告知記事にさらに多量の批判のコメントが投稿される結果になった。藪本さんは方針を撤回、「逃げも隠れもいたしません」といったん隠した記事を再公開。このあと、批判コメントの投稿は続いているものの、一転して藪本さんを励ますコメントが目立ち始めたのだった。

■ 予言したような図表が出てくるプレゼン手法「平林メソッド」
 隠したトランプの数字を予言する手品がある。あらかじめ数字が書かれた紙を取り出すというものだけれど、その初歩的なトリックをバラしてしまうと、マジシャンが数字を知ってから、客にわからないように紙に書き込むのだという。さて、かつて「高橋メソッド」などの変わったプレゼンテーション手法が登場していたけれど、このところネットの一部で注目を集めていたのが「Ajax的」とサブタイトルの付いた「平林メソッド」だ。これは、平林純さんによるものだ。ふつう、プロジェクターで映し出す図表は、あらかじめ用意したものを順番に表示していくだけが、平林メソッドでは、直前に書き換えてしまうのだ。会場の聴衆とやりとりしながら書き換えていき、突然ぱらりと切り替える。まるで予言したような図表が出てくるというわけだ。パワーポイントを使うことがあたりまえになっているからこそできる手法だ。



【2006/05/19】

■ USBパワーで疾走する! かっこいい有線接続“ミニ4駆”の自作
 「USB」が、いくら「Universal Serial Bus」の略だからといって、電気毛布やクリスマスツリー、流しそうめん機といったものまでつながれるとは、USBの設計者は想定していたのだろうか。そしてまた、「万能」の歴史に1ページが加わったのだった。最近ネットの一部で注目されているのが、「USBミニ四駆」だ。市販されているわけではなく、「楯追人.Blog」のオーナー氏による手作りのマシンだ。メーカー製のミニ4駆を特価200円で入手して、USBケーブルを接続。定格3ボルトのモーターに、USBの5ボルトを供給するハイパワー仕様だ。この高速走行に、オーナー氏は「電源使用量が供給限界を……」とアラートメッセージを表示し続けるノートPCを抱えて走り回るのだ。たぶん、整流用のダイオードを1本直列つなぎにすれば、電流が少なくなって走行速度も落ち、PCも4駆について走るオーナー氏も安全だろう。

■ 宮村優子さんが、USJの高飛車キャラ「綾小路麗華」役との情報
 ブログブームの初期に人気のあったブログ「綾小路麗華のUSJ NAVI」。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のアトラクション「ターミネータ―2」の案内役として登場する綾小路麗華さんのブログだ。2004年、2005年にそれぞれ期間限定で公開、現在は更新されていない。綾小路さんは高飛車なキャラクターで、アトラクションに参加した客と生でやりとりしてくれる。この綾小路麗華役を、「みやむー」こと、あの宮村優子さんが務めている時があるとの情報が「ウォッチ!声優板」にあった。その方面の皆さんには説明の必要はまったくないわけだけれど、宮村さんは声優やタレントとして活躍したのち、数年前に結婚。出産を経て、ご主人の転勤で大阪に住んでいる。ウィキペディアによれば、ご主人の勤務先がUSJだというから、その関係での「主婦のアルバイト」なのかもしれない。宮村さんの代表作といえば、「新世紀エヴァンゲリオン」の「惣流・アスカ・ラングレー」役だ。生のアスカの声でしかりつけてもらえるチャンスなわけだけれど、宮村さん(らしい人)はどうやらたまにしか出演しないようなのでご注意。



【2006/05/18】

■ 聖地・アキバの“ナンパ”、目撃情報なくなるも「してるのに」
 清く正しく美しかったはずの、男の街、聖地・アキバ。数年前、JR秋葉原駅の電気街口に降り立ったとある女性に「アキバって、変な匂いがしません?」と言われたのも今は昔だ。最近は、キャンギャルやメイドさんばかりでなく、ほかの多くの女性も訪れるようになったのはご存じのとおり。そんな女の子たちを対象に、「ナンパ」する集団を以前紹介した。「アキバBlog」によれば、この集団を最近はぷっつりと見かけなくなってしまったようなのだ。なぜか「livedoor ニュース」でも、おとりの女の子を使った、ナンパ師釣りの突撃取材を敢行していたけれど、残念ながら成果は得られなかったようだ。これでまた、清く正しく美しい街に戻ったのだろうか。2ちゃんねるには「してるのにねぇ」との書き込みもある。

■ 帯域制限したISPの、技術部の男性が開設していたブログが炎上
 「ISPによるWinnyのパケット遮断は行き過ぎ」との見解を総務省が示した。さて、地方のISPの技術部に勤務する人物のブログが16日、「炎上」していた。きっかけはブログにぽろりと書いたひと言だ。P2Pソフトのユーザーから「帯域を制限するならきちんと告知しろ」という苦情を受け、その感想として「おれらが客先へ出向いて物的証拠を見て」「関係者へ<つげぐち>した場合どうなると思う?」と書いたのだ。ここでいう「関係者」とは、警察のことらしい。これに刺激された2ちゃんねらーの皆さんがさっそく話題にすると、このブログ主がスレッドの存在をいち早く察知して、削除依頼を行なった。ところが、その依頼時のIPアドレスから勤務先まで発覚。その後、ブログ主もP2Pソフトを使っていたらしいことがわかった。また、ネットゲームで嫌われる行為である、「BOT」を使った「RMT」でお小遣いを得ていたこともブログから判明したのだった。すでにこのブログや、mixiのアカウントは閉鎖中、2ちゃんねるのスレッドは今も存在している。



【2006/05/17】

■ 猫自動検知機能付き……PCのキーボードから猫を追い払うソフト
 2年ほど前の当欄で、カリフォルニア在住の飼い猫「Ripley」が更新するブログを紹介したことがあった。確認してみると、いまも月数回の気まぐれなペースで、ずっと続いていた。人間でも、ブログの更新を長い間続けるのはなかなかたいへんだ。Ripleyは、PCのキーボードを叩くのがよっぽど好きなんだろう。彼に限らず、でこぼこがふにゃふにゃと動く構造の、キーボードが大好きな猫は多いようだ。とはいえ、れっきとした精密部品だから、毛のふさふさした動物にのしかかられていれば、故障の原因になってしまう。「はちぽち」で知ったのだけれど、猫よけのソフトウェアがあるのだ。「PawSense」は、キーボードの押されかたが猫らしいパターンであると検知すると、PCのスピーカーから猫の嫌がる音を出して追い払うというツールだ。試用はできないシェアウェアだ。一応、追い払うための音のサンプルは公開されている。ハーモニカをでたらめに鳴らす音と、息を吐いているような「シィーーー!」という音の2種類だ。効果のほどは、実際に猫に聞かせて試して確認してほしい。

■ 米国で多臓器移植手術を受けた赤ちゃん、神達彩花ちゃん死亡
 米国で多臓器移植を受けた神達彩花ちゃんが亡くなった。手術は成功していたものの、細菌感染が原因と見られる敗血症性ショックで命を落としてしまった。たいへん残念だ。ご冥福をお祈りいたします。彩花ちゃんの手術に必要な巨額の費用は、全国からの募金でたちどころに集まった。現在、目標だった1億3,000万円を優に超え、2億円以上の金額が公式Webサイトに掲示されている。ただ、この募金の使い道について、2ちゃんねるを中心としたネットで「不明瞭だ」との批判があったことを指摘しておきたい。亡くなった彩花ちゃんの名前を汚さないためにも、なるべく詳細な使途の説明が行なわれることを願うばかりだ。



【2006/05/16】

■ アマゾンでさらに安い商品が発見される……プラ製ナイフ30円
 そんなに引っ張る話題でもないだろ! とつっこまれそうだけれど、新発見があったので紹介しておこう。昨日の当欄で紹介した、アマゾンで一番安い商品だけれど、「新 masafumi's Diary」の記事に投稿があった。釣り用具の「鉛入りストーンのみS」は、なんと65円だった。さらに、鉄道模型用のパーツで、「Nゲージ 固定式線路および関連付属機器 絶縁ジョイント」が53円とさらに安い。「jknd life」によると、キャンプ用品のプラスチック製ナイフ「プリンクナイフ」が1つ30円となっていた。あまりの安さに無意味に欲しくなってしまうが、送料は無料ではないし、そもそも、手に入れても使い道がないのだ。

■ 海賊版業者に、Microsoftが石つぶてを送りつけているとの噂
 市販のソフトウェアはどれも安価になっているし、無料のソフトウェアでもOpenOfficeをはじめたいへん優秀なものが多いから、いまさらあえて海賊版なんか使う必要もないだろうと思う。ところが、なくなりそうで、なかなかなくならないのがソフトウェアの海賊版を販売する行為だ。マイクロソフトやアドビなどの製品がCD-Rに違法コピーされて、正規品に比べると桁違いの値段で取引きされる。「GIGAZINE」で知ったのだけれど、そんな海賊版業者にMicrosoftが送付しているものがあるという噂だ。「the INQUIRER」で掲載されている画像を見ると、段ボールで作られた箱の真ん中に、なんと石ころが入っている。たぶん、手で持って投げつけるのにちょうどいいぐらいのサイズだろう。この件、真偽はまったく不明だ。



【2006/05/15】

■ アマゾンで一番安い商品は? 小型のスライドスイッチ90円
 「○○円以上お買い上げで送料無料」とか「○○円以上は10%オフ」なんて特典は、ネット通販ではおなじみだ。これでついつい多めに買ってしまう。「あと100円で送料無料なのに!」などとモニターの前で悔しがることも多いのだが、そんなときのために、少額の商品をいろいろと探しておくと便利だ。筆者は以前アマゾンで110円のマウスパッド、「MUP-TK01BL」をチェックしていたのだけれど、いまは謎の「手数料」なるものが597円も加算されてしまっていて、非常に残念だ。さて以前、約2億円のアフィリエイトリンクを設置していた「新 masafumi's Diary」で、今度はたいへん少額のリンクに挑戦していた。模型に使う部品で、小型のスライドスイッチだ。なんと、ひとつ90円。ただし、これにもそのうち謎の手数料が加算されてしまうかもしれない。

■ 他社製品とあわせてアマゾンからおすすめされがちなソニー製品
 10日に発売された、ソニーのカナル型(耳栓型)イヤフォン「MDR-EX90SL」。筆者がひさびさに一目惚れしたソニー製品なんだけれど、どうやら多くの皆さんがクラクラ来ているらしい。販売価格が1万円ほどと値が張るのに、どこの販売店でも品薄で入手困難な状態のようだ。さて、カナル型のイヤフォンはソニーだけでなくて、各社からさまざまなモデルが発売されているのだけれど、アマゾンでこれらの商品ページを開くと、「あわせて買いたい」コーナーに必ずといっていいほど現われるのが、ソニーのカナル型イヤフォンに共通の交換用イヤピース「EP-EX1」だ。他社製のモデルでなぜ、アマゾンから「おすすめ!」されてしまうのかというと、もともとついているイヤピースを、EP-EX1に交換して使うユーザーが非常に多いためだ。どうやら、2ちゃんねるで始まった風習らしい。ソニー製のイヤフォンには付属している部品なので、なくしたり破損したりしない限りは購入する必要はないので、念のため。



【2006/05/12】

■ mixiコミュニティで、交代した管理人がテーマ書き換えのご乱心
 オープンから2年以上経つSNS「mixi」。mixi内のテーマ別掲示板「コミュニティ」 も、初期には乱立気味に開設されていたけれど、2年も経てば管理人も飽きてきた り、仕事が忙しくなったりで、管理人が交代することもよくあるようだ。さて先日、 とあるコミュニティで「乗っ取り」が発生していた。1,000人を超える会員数の「小 畑健」コミュニティを引き継いだ新管理人が、まったく別のテーマ「ファイナルファ ンタジー13」に書き換えてしまったのだ。しかも、過去に投稿されていた掲示板も すっかり削除してしまった。当然、他の会員から抗議が起こり問題化。すると、新管 理人はコミュニティを丸ごと削除してしまったのだった。新管理人だった人物は、ど ういうつもりでそんなことをしたのかは謎だ。旧「小畑健」コミュの80人ほどの参加 者は、新しくコミュニティを立ち上げたものの、ほかのほとんどの参加者はいまも迷 子になったままだ。

■ 世界各地を飛ぶ、旅客機の“機内食”を淡々と紹介するWebサイト
 海外にめったに出かけない筆者が、飛行機に乗ったのは遙か昔のことだ。だから最近の飛行機事情なんかほとんど知らないんだけれど、どうやらいろいろと様変わりしているらしい。機内でのネット利用がお手頃料金で提供されているのには驚いた。一方、エコノミークラスでは機内食のレベルが落ちている、なんてことも最近知った。筆者は、機内食こそ飛行機の楽しみだと思っているから、残念がっていたのだけれど、そんなとき「はちぽち」でありがたいWebサイトを紹介していた。「機内食・ドットコム」は、各社の旅客機で出される機内食を淡々と紹介するサイトだ。投稿が多くて、ファーストクラスからエコノミークラスまで、いろいろと眺められる。ステーキについて「最近はなかなか見れない」なんて書いてあるから、やっぱりエコノミーの食事はコストダウンが図られているようで残念。



【2006/05/11】

■ 懐かしい「Windows 95」の起動画面を模したフラッシュムービー
 ある日を境にぱったりと見なくなるもの。別れた彼女の顔、なんてものもあるけれど、Windowsの起動画面も、XPに切り替えてからは2000のものはぱったり目にすることがなくなってしまった。ましてや、はるか昔のバージョンならなおさらだ。「爆笑オッシャ!」で紹介していたのだけれど、「Windows 95」の起動画面を模したフラッシュムービーが公開されているのだった。95はいまから思えば、使っていると動作がすぐに不安定になって再起動しなければならなくなることが多かった。だから、起動画面もイヤになるほど繰り返し見させられたのだけれど、いまとなってはとても懐かしい。音も凝っているので、Flash再生時には音にも注意してほしい。

■ 盛り上がる静かなブーム……「真空管ラジオ」の画像に萌える
 元科学少年たちのこころを激しく揺さぶる「ふろく」でおなじみの、学研「大人の科学」シリーズ。3月に発売した「真空管ラジオ」は、中国でかき集めてきた本物の真空管を3本も使用していて、超かっこいいものだった。メールマガジンによれば、ものすごい勢いで売り切れてしまったそうだ。筆者もそのうち買おうかと思っていたところだったので、非常に悔しい。カーオーディオやPCなんて機器にも、やや無理矢理に搭載する例もちらほら見かける。スラッシュドットによれば、真空管がどうやら静かなブームになっているらしいのだ。そんな中、「I'm bored」で紹介されていたのが、自作ラジオの画像を大量に掲載するサイト。RCA製のでっかい真空管が、表面が白く荒れたアルミシャーシに取り付けられている機種など、画像を眺めているだけでドキドキしてしまうのだ。



【2006/05/10】

■ 全部“おなら”の音で構成された、行進曲風の音楽が誕生
 相変わらず新しいネタが次々と登場する2ちゃんねるのニュース速報VIP板。10年後20年後に、この盛り上がりがどう評価されることになるのか、本当に楽しみだ。GW明けの月曜日に登場していたのは、全部「おならの音」で作ったという曲だ。蒸気が吹き上げるような低い音のおならが強くリズムを刻み、トランペットのような高い音のおならがメロディーを奏でる。マーチ風だけれど雰囲気が暗いのは、勢いよく誕生しても、空気中に拡散してやがて消えゆくさだめを表現しているのだろう。この曲の作者は、おそらくGW中にいろいろと頑張ったはずだ。ログは「ニャー速。」にある。

■ 書籍「脳内汚染」を読んだ上田清司埼玉県知事、共同研究提案へ
 人間の常識なんて実に変わりやすいものなのだ。古い映画や小説に触れれば、その中に流れる「あたりまえのこと」が現代とはまるで違うことがすぐに感じられる。その急激な変化の中で、風変わりな事件が起こると、その原因追及が短絡的に行なわれがちだ。ちまたで流行している「ゲーム脳」ということばも、そんな現象から生まれたのだろう。上田清司埼玉県知事が、八都県市首脳会議でテレビゲームなどの映像が子どもの脳へ与える影響についての共同研究を提案すると、9日の記者会見の中で質問に答えていた。県のWebサイトで会見の様子が動画で公開されていて、その22分頃にこの質問が登場する。上田知事は、テレビゲームなどの影響で子どもたちの自制心がなくなるなどと言われることについて、首都圏として研究に取り組むことを提案する意向のようだ。上田知事が会見中に言及していたのが「脳内汚染」という書籍だ。どういう本なのかを判断するには、たいていの場合、アマゾンのレビューを読むのが一番あてになる。

■ 慶應大も動画配信プラットフォームを公開。ただし、投稿するには「要面接」
 日本から月間約212万人が訪問するという米国の無料動画投稿サイト「YouTube」。最近ではフジテレビが同様のサイト「Watch me!TV」を発表するなど、動画投稿サイトへの注目が集まる。そんな中、慶應義塾大学DMC機構も動画コンテンツ配信プラットフォーム「VOLUME ONE」のベータ版を公開した。ただし、「匿名投稿をなくして有害なコンテンツの流通を防ぐ」ため、動画を投稿するにはDMC機構から「パネリスト」に任命されなければならない。現在、パネリストはDMC機構のスタッフなど6人のみで、投稿したいというユーザーは、「DMC機構に連絡してもらい、面接で判断する」とのことだ。今後も個人への解放にはあまり積極的でない雰囲気だが、個人にも解放しないとあまり利用されない気がするんですが……。

編集部



【2006/05/09】

■ 聖地・アキバから飛び出すメイドさん……移動式メイド喫茶誕生
 ますます繁盛しているメイド喫茶。先日、秋葉原のとあるお店に行ってみたら、とてつもない行列におののいてしまった。マスコミでも頻繁に取り上げられ、聖地・アキバに集う男性の皆さんだけでなく、広く知られるようになっている。ただし、お店は、秋葉原のごく狭い地域に集中しているのが現状だ。最近、「移動式メイド喫茶」のWebサイトがオープンして注目を集めている。6月下旬にオープン予定のお店の名前は、「そよカフェ」だ。メイドさんとピンクの自動車がどこにでも出かけていき、その場所をメイド喫茶にしてしまうのだ。そよカフェの担当者にお話を伺ってみたところ、最初に開店する場所はもちろん秋葉原だそうだ。チチブ電機からがんこラーメンまでつながる、筆者が密かに「けものみち」と呼んでいる一本道の真ん中あたりだ。新宿や渋谷に出店する意向もあるようで、駐車スペースのある出店地を募集中とのこと。これからは思わぬ場所で、メイドさんが働く姿を目撃できるかも。

■ 「アキバBlog」に載りたければ、15時から19時が狙い目らしい
 聖地・アキバの情報を日々伝える「アキバBlog」。更新はほぼ毎日で、画像付きの記事が数件掲載される。アキバBlogの中の人のすさまじい努力の成果だ。とはいえ、中の人は、たったひとりのはずで、いくらおもしろい出来事がアキバで起こっても、中の人に発見されなければアキバBlogに載ることはない。「レビログ」のオーナー氏による観察では、アキバでのイベントは15時から19時までの間に実施するのが、アキバBlogに載るコツらしい。記事のタイムスタンプを追いかけると、9時から13時までの間は、アキバBlogの中の人はPCのモニターの前で記事を執筆中のようなのだ。目立ちたい希望のある人は心にとめておこう。



【2006/05/08】

■ 簡単に“ピタゴラスイッチ”の世界に浸れるフラッシュムービー
 長い長いゴールデンウイーク。最初のころはあちこち出かけたりして、まとまった休日を満喫していたものの、後半になると出かけたいところもなくなって、お金も尽き、部屋に引きこもってネット巡りを繰り返していた筆者だった。そんなとき、とても役に立つフラッシュムービーがあった。「体重と今日食べたもの」で知ったのだけれど、「ピタゴラスイッチ」によく似たことができるのだ。以前、当欄ではWindowsで動くゲームを紹介したことがあったけれど、さらにお手軽に遊べるのだ。ちなみに、途中でゲームの進行が止まってしまうこともあるので、面をクリアするごとに表示されるパスワードは必ず保存しておいたほうがいい。GW明けで仕事に身が入らない時などには最適ですよ。

■ 指摘されづらい、mixi内でのイヤな行動を2ちゃんねるで知る
 王様の耳がロバの耳だと知ってしまったイソップ物語の床屋さんの話。床屋さんは黙っているのが我慢できずに、井戸に向かって叫んだのだった。そんな井戸のような役割を果たしているのが、匿名性のあるブログや掲示板だろう。SNS「mixi」では、ネット以外でも知り合いだったりして、匿名性はとても薄い。そこがおもしろいところではあるんだけれど、気を遣ってしまい、言いたくても言えないことが出てくる。逆に、自分が無自覚にはた迷惑なことをしていても、注意してもらえなかったりもする。mixiでの沈黙はとても恐ろしいのだ。現代の「井戸」の役割を果たす、2ちゃんねるのスレッドを「てんこもり。」で紹介していた。mixiの中では指摘できない、マイミクシィにされたイヤな行動が列挙されている。筆者も若干、冷や汗を流しながら読んだのだった。


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