【2008/02/13】
■ 気が重いIE7アップデートを少し気楽にするために使えるツール
13日からWindows XPの自動更新に、Internet Explorer 7(IE7)日本語版が対象に含まれる。IE7が登場したのは2006年11月で、もう1年以上たっているのだけれど、WebサイトがIE6しかサポートしていなかったり、2ちゃんねるで表示が崩れたりと、そんな理由でXPではIE7にアップデートしない人が多かったようだ。今はそういうこともないはずだけれど、IE7へのアップデートにはそんな思い出がトラウマのようについて回るから気が重いのだ。今回の自動更新で重い腰を上げる皆さんに、ひょっとしたら気が晴れるかもしれないツールをご紹介しておこう。「MultipleIEs」は、IEの3.0から6.0までのバージョンをインストールしてくれるツールだ。本来は、自分が作ったWebコンテンツがどのように見えるのか確認するために、Web制作のプロが使うツールのようだ。試しにインストールしてIE3.0なんていう太古のバージョンを起動してみると、ホームページに設定されているMSNの表示の途中で異常終了してしまった。
めたるまん(山崎一幸)
■ 「へっへっへっ」と笑いつつ日本を擁護するテキサスのおじさん
ものごとの本質をひと言ですっぱりと言い切る、苦労人のおじさんが昔はそこら中にいたような気がする。いつの間にかどこにも見かけなくなってしまったのはなぜなのかよくわからないんだけれど、YouTube経由でやってきた、テキサスに住むおじさんが今、人気になっている。アカウント名は「PropagandaBuster」。YouTubeのプロフィールによれば、現在59歳だ。1月31日におじさん自身が投稿した動画「Protesting Japan hunting dolphins」に、別の人物によって意訳の字幕を付けられた動画が2月10日に投稿されている。冒頭には、ナチスの宣伝相ゲッベルスの写真が勇ましい音楽とともに現われる。どうやら、民衆を扇動するために事実をねじ曲げて伝えられる情報を、警告する意味があるらしい。視線がチャック・ウィルソンさんに似て、ぶっ飛んだちょっと怖い感じが、苦労人らしさを出している。おじさんは「へっへっへっへっ」と陽気な笑いと、「卑怯者」やら「根性なし」とざっくばらんすぎる表現を織り交ぜつつ、話を進める。老眼鏡をおもむろに取り出し鼻の先にかける。そして、テキサス州で50万人の購読者がいるという、老舗の新聞「The DallasMorning News」の10日付の記事を読み始めるのだ。再生数は、オリジナルが2,500ほどなのに、字幕版は10万件を超える。日本からどれだけ視聴されているかがよくわかるのだ。
めたるまん(山崎一幸)
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