【2008/02/22】
■ はてなの本社が京都移転との発表で、続々と現われた「はてな論」
この1週間ほど、はてなの周辺が騒がしい。発端は、株式会社はてなが本社を東京から、創業地の京都に移転すると発表したことだ。しばらく米国に拠点を置いていた近藤淳也社長も、京都に戻ってくる。さらに「livedoor Reader」や「Fastladder」を開発した天才技術者、malaさんが18日付ではてなに入社、京都に引っ越すと自身のブログで報告したこともあって、注目度は最高潮に。はてなのユーザーを中心にして「はてな論」がネットに続々と登場した。その様子は、はてなブックマークでわかる。ふだんから、はてなのサービスを論じる皆さんは多いのだけれど、今回は加えて、会社の経営にまでつっこんだブログの記事が増えた。はてなのサーバーはあの京都府警のお膝元に移転することになるのか、と妙な心配をするむきもあった。ひろゆきさんもこのタイミングで、「日本のIT会社の海外進出が失敗する理由。」と意味深なタイトルの記事を自身のブログに投稿している。はてなは従業員数20数名の小さな会社なのだけれど、規模にまったく比例しない注目度の高さを改めて感じた数日だった。
めたるまん(山崎一幸)
■ 全部そろえると16,000円に……DS版の「ひぐらしのなく頃に」
サウンドノベルの代表格「ひぐらしのなく頃に」が、ニンテンドーDSに移植されて「ひぐらしのなく頃に絆」として6月に発売される。サウンドノベルとは、PCやゲーム機で、映像や音楽とともに小説風のストーリーを楽しむソフトのことだ。「ひぐらし」はもともと、アマチュアの同人サークルが制作、コミケなどで販売されていたもの。人気が高まって、CDやマンガ、アニメになり、映画化も進行している。そんな人気作品なのだけれど、DSのソフト化について、ファンの皆さんの心境は複雑のようだ。6月に3,990円で発売されるのは、「祟(たたり)」と題した第1巻だ。引き続き、全4巻まで発売される予定で、すべてそろえると16,000円にもなるわけだ。「日刊スレッドガイド」に2ちゃんねるでの反応があるのだけれど、値段が高すぎだとがっかりする皆さんが多い。mixiの日記などには「でも買っちゃうんだろうな……」などと、あきらめたような記述もちらほらと見かけた。
めたるまん(山崎一幸)
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