■URL
http://www.liquidaudio.com/press/archive/4_12_99.html
「MP3」「RealSystem」そして13日に発表された「Windows Media Technologies」とインターネット上の音楽配信を巡る方式が乱立しているが、Liquid Audio社は、これらのほとんどの音楽フォーマットに対応する方針を発表した。
Liquid Audio社は、音楽配信システム「Liquid System」を開発している会社。CD並みの音質、ジャケット写真の提供のほか、著作権を保護した独自のシステムを打ち出しており、デジタル音楽著作権保護推進団体「SDMI」にも参加している。
今回、同社は、Liquid Systemで、Windows Media Technologiesのほか、「Dolby Digital AC-3」「AAC」「MP3 with Genuine Music Mark」(デジタル署名付きMP3:1月26日号参照)フォーマットへの対応、そして、再生ソフトとして「Windows Media Player」「Real Player G2」「WinAmp」「MusicMatch JukeBox」のサポートを表明した。
これにより同社の音楽配信システムは「どんなフォーマットでも」配信でき、「どのプレーヤーでも」受信/再生できる形を目指す。同社は手始めに、'99年第2四半期にReal Player G2用のLiquid Playerプラグインを発表し、'99年半ばにリリース予定の次期バージョンでは、Windows Media Technologiesとの互換性を持たせるとのこと。
('99/4/14)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]