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【調査結果】

ほとんど昨年と変わらず

ECOM、電子商取引に関する意識調査の結果発表

■URL
http://www.ecom.or.jp/
http://www.ecom.or.jp/seika/press/990618/ec-resarch.htm

 電子商取引実証推進協議会(ECOM)が、「電子商取引(EC)に関する意識調査」の結果を発表した。調査は、'99年5月19日~21日に東京ビッグサイトで開催された「ビジネスシヨウ99東京」でECOMブースの来場者を対象に実施したもの。有効回答数は2,262名(男性1,861名、女性401名)。

 ECOMでは'98年も同展示会で同内容の調査を行なっているが('98年7月7日号参照)、今回の調査結果は前回とほぼ同様の結果となっている。結果によると、ECでの購入経験のある人は14%。「ECの長所、利点」では、「24時間購入できる」、「自宅で購入できる」点があげられ。「ECの不安、短所」としては、「自己データの漏洩」、「代金の誤請求」があげられるなど昨年調査結果から変化していない。

  逆に変化が見られたのは、「ECでの購入限度額」の項目。昨年調査では、全体平均額が17,286円であったのに対して、今年は、15,350円となっており、約2,000円ほど低くなっている。また、「電子商取引という言葉の認知度」については、「良く知っている」が34%、「言葉は聞いたことがある」が56%で合計90%が認知しているという結果が出た。昨年の調査による認知度は96%であったが、下がった原因としてECOMでは、「10代を含め、全体的に回答者が増加したこと」をあげている。

('99/6/21)

[Reported by okiyama@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]


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