INTERNET Watch Title Click

【新製品】

マイクロソフト、「Windows Media Technologies 4.0」日本語正式版を発表

■URL
http://www.asia.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/102599wmt.htm (プレスリリース)

 マイクロソフト株式会社は、インターネット上のデジタルメディア配信プラットフォーム「Windows Media Technologies 4.0」日本語正式版を発表した。現在、同社のサイトより無償でダウンロード可能。なお、英語版については、8月に発表されている(本誌8月18日号参照)。

 Windows Media Technologies 4.0は、著作権保護機能やペイ・パー・ビュー方式の課金機能などを含むデジタルコンテンツ配信用ツール群「Windows Media サービス」、エンコーダーなどを含むコンテンツ作成ツール群「Windows Media ツール」、再生プレーヤー「Windows Media Player」の3点で構成されている。

 なお、マイクロソフト社によるプレスリリースには、「その高品質な配信と配信サーバの手軽さから、我々のWebサイトでは、真っ先に採用を決めました」との、ソニー・ミュージック エンタテイメント(SME)からのコメントが掲載されている。先日、SMEにより試験的に実施された「ATRAC3」を使った音楽配信では、著作権保護/認証技術に、「Windows Media Rights Manager」を採用していたこともあり(本誌10月8日号参照)、プロモーションを目的とした音楽配信では、音楽フォーマットに「ATRAC3」、配信システムに「Windows Media Technologies」という形になりそうだ。しかし、SMEの親会社であるソニーでは、メモリースティック向けに独自開発した著作権保護システム「MagicGate」を発表しており、年内にSMEが本格開始するという音楽配信事業がどういった形態になるかは不明。

('99/10/25)

[Reported by okiyama@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]


INTERNET Watchホームページ

ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp