■URL
http://woman.excite.co.jp/
このサイトは、コンテンツやシステムを女性向けに新しく構築し直した。Woman.Exciteのトップページには、毎日のニュースや占い、天気のほか、今日のドラマ、今日のごはんといった実際に生活の中で必要になる日替わり情報を提供する。チャンネルは、LOVE&結婚、ファッション、ビューティー&ヘルス、Exciteママ、グルメなど14チャンネルで、これまでのExiteと同様に全チャンネルともチャット、掲示板サービスが連動している。なかで、キャリアアップ・チャンネルでは、コンテンツ提供を受けることでテンプスタッフと提携した。
検索サービスでは、もちろんアダルトコンテンツを排除できるエキサイトプロテクターが利用可能。また、Woman.Exciteで期待通りの検索結果が得られなかった場合、通常のExciteの検索結果に直接アクセスする機能もついている。
山村GM日本法人責任者 |
今回、女性向けに新サイトを立ち上げたことについて、山村幸広GM日本法人責任者は「すべてのコンシューマー・サービスは女性に支持されないと成長しない。女性向け総合サイトでナンバー1を目指すとともに、女性ユーザーの更なる拡大に業界の先陣を切って貢献していきたい」と述べた。また、収益性からみても「不況下にあっても雑誌の女性向け広告は減少しないとされるが、インターネット上ではまだそういった女性をターゲットとする広告メディアが少なく、そういったサイトとしても伸ばしていきたい」とし、Woman.Excite単体で2000年12月末に100万ページビュー、広告収入2億円、ショッピング収入3億円を見込んでいる。
実際に、女性ユーザーは日本でも増加してきている。20から30歳の女性のWWW利用率は、1999年3月の5.9%から1999年9月には18.6%になり、30歳代の女性では同3.0%から8.1%にそれぞれ増加。Exciteでも、女性ユーザーの割合は現在30%を超えてきているという。
一方、競争が一段と激化しているサーチサイト業界だが、今後の展開について山村氏は「技術やサービスはどんなに新しいものを生み出しても、結局はキャッチアップが繰り返されるだろう。最後はブランドの戦いになるのは必至で、ブランド力をどのように構築していくかがポイントになる」と語った。
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('99/11/24)
[Reported by betsui@impress.co.jp]