新種ウイルス「Babylonia」の更新データが日本のWebサーバーにあるとウィルス対策ソフト各社によって報告されていたが、そのデータが削除されたことが明らかになった。
Bagyloniaは、ウィルス自身がサーバーをチェックし、そこからプログラムをダウンロードして自身を自動アップデートする機能を持つウィルス。そのデータは大分のミクストメディア社が運営するホスティングサーバー上にある、個人ページエリアに置かれていた。そこでウィルス対策ソフト会社などがミクストメディア社の協力によりWebページ作者に連絡をとり、8日深夜にデータを削除してもらったという。
ただし、Babyloniaは自身の機能を変化させる能力を持っているため、今後どうなるかは不明。なお、Babyloniaは主にチャットソフト「mIRC」間で広まるウィルス。
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■自動アップデートする新種ウイルス「Babylonia」
(1999/12/9)
[Reported by masaka@impress.co.jp / tatekawa@star.email.ne.jp]