■URL
http://www.akamai.com/news/press121699.html
コンテンツ配信サービスの米Akamai Technologiesは16日、アプリケーション配信用の新プラットフォーム「EdgeAdvantage」を発表した。現在のコンテンツ配信サービス「FreeFlow」をWebアプリケーション配信に拡大するもので、FreeFlowと同等の信頼性を持つ。2000年上半期にサービスを開始する予定。
EdgeAdvantageでは従来のコンテンツの配信に加え、プロファイリング、ログ解析、取引処理、カスタマイズした広告の挿入、動的コンテンツの制作、コンテンツ変換などの能力を提供する。その利点として、電子商取引会社が回線速度や地域、機器の種類などに応じたコンテンツを配信できることを挙げている。
EdgeAdvantage提供に向けた最初のステップとして、Akamaiが中心となり、キャッシュサーバーとコンテンツサーバーの連携を可能にするプロトコル「Internet Content Adaptation Protocol(ICAP)」を開発するフォーラムを発足した。ICAPフォーラムには35社が参加し、2000年2月にドラフト仕様をIETFに提出する計画。
◎関連記事
■MIT出身のベンチャー企業Akamaiが順調な滑り出し
■コンテンツ配信のAkamaiにAppleとCiscoが出資
■コンテンツ配信技術のAkamai、NASDAQに新規公開
■米Akamai、配信サービスとキャッシュとの連携を可能にする新プロトコル
(1999/12/17)
[Reported by Hiroyuki Et-OH / taiga@scientist.com]