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【新サービス】

IIJ、企業向けのWebアクセスフィルタリングサービスを開始

■URL
http://www.iij.ad.jp/
http://www.japan.websense.com/

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は、不適切なWebページへのアクセスを遮断する「IIJ Webアクセス管理サービス」を法人ユーザー向けに開始する。料金は、初期費用30,000円、月額基本料金30,000円のほか、利用料金10,000円(1~50ユーザー)から。サービスの提供開始は4月1日から。それまでは、試験サービスとして無料で提供する。

 「IIJ Webアクセス管理サービス」では、有害情報遮断のためのフィルタリングソフトに米Websense社の「Websense」を採用している。社内にフィルタリング用のシステムを構築/運用する必要がなく、既存のファイアウォール、プロキシーサーバーの設定を変更するだけで利用できるという。遮断できる有害情報は、Websenseのデータベースに収められているデータから「ポルノ系」のみとなっている。日本語ページも対象にしており、現在、登録されている83万URLのうち、14万URLは日本のWebサイトとのこと。IIJでは、当初はポルノ系のみだが、今後は企業からの要望によって、暴力や違法薬物などの他のジャンルにも対応させていく予定とのこと。

 なお、フィルタリングソフト「Websense」を利用したフィルタリングサービスは、プロバイダーの「ニューコアラ」と「@nifty」がすでに提供しているが、両社とも家庭や学校のユーザーを対象としており、法人向けのサービスとしては、IIJが初めてとなる。

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(2000/2/7)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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