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投信市場とジャストシステム、亜細亜証券印刷の3社は23日、インターネットの金融情報サービスで包括的に提携すると発表した。
投信市場は、ジャストシステムが7割強出資して昨年11月に設立された投資信託の情報提供・コミュニティーサービス会社。サービスの開始は昨年12月7日からで、現在登録ユーザー（コミュニティーの市民登録）数は1,300人を有し、累計で約160万ページビューとなっている。
一方、亜細亜証券印刷は企業のIRとディスクロージャーを目的としたWebサイト「IR-BOX」を1998年8月から運営している。上場・公開企業の有価証券報告書や事業報告書を中心に現在593社の情報を提供し、アクセス数は月間100万を超える。
今回の提携では、「IR-BOX」と「投信市場」各々が提供する情報を3月から両社で相互に活用するほか、広告やコンテンツの協業、今後の投信情報に関するサービスの共同開発などを行なっていく。具体的には、自然な言葉で検索が可能なジャストシステムの日本語処理技術「ConceptBase Search」を5月から導入することになっている。また、今後亜細亜証券印刷とジャストシステムでは、この「ConceptBase」を利用したアプリケーションやサービスも共同で開発していく予定。
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(2000/2/23)
[Reported by betsui@impress.co.jp]