■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/2000/May00/GlobalPR.asp
http://windowsmedia.com/
マイクロソフト株式会社は、デジタルメディア再生ソフト「Windows Media Player 7日本語版」を7月中旬に公開することを明らかにした。また、米Microsoftは、Windows Media Player 7向けのコンテンツを紹介するサービス「Windows Media Player 7 Media Guide」を発表した。まず、ブラジル、日本、ラテンアメリカ向けが公開され、5月末までに、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、韓国、シンガポール、スペイン、台湾、英国の合計13カ国バージョンが用意される予定だ。
Windows Media Player 7は、5月にベータ版が公開されたデジタルメディア再生ソフト。従来バージョンからのメディア再生機能に加え、ジュークボックス機能なども備えた総合的なメディア管理ソフトになっている。日本語版については、Media Player 7のほか、著作権管理システム「Windows Media Rights Manager」を含む「Windows Media サービス」、データ作成用の「Windows Media エンコーダ7」も7月中旬に公開される予定。Webからダウンロードできるほか、書籍・雑誌へのCD-ROM添付などで配布される。Microsoftでは、夏には日本語を含む26カ国語のバージョンのMedia Playerを公開する予定だ。
MediaPlayer7日本語版
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MeidaGuide日本語版
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また、Microsoftでは、従来からMedia Player向けのコンテンツ紹介サイト「Windows Media Guide」をWebで提供しているが、今回発表されたMedia Guideは、再生ソフトの画面内でページを参照できるWindows Media Player 7での利用が考慮されている。内容は、音楽、ラジオ、ビデオなどのコーナーに分かれており、それぞれタブで切り替えて見られるようになっている。すでに日本語版が公開されており、ニッポン放送やFM大阪のコンテンツ情報が掲載されている。また、さらにTBSと東京FMがコンテンツ情報を提供することも決まっている。
メディア再生ソフトで競合する米RealNetworks社では、再生ソフトの「RealPlayer」や音楽管理ソフト「RealJukebox」向けに、コンテンツ紹介サービスの「Real Guide」、さらにRealPlayerユーザー向けに特化したコンテンツ紹介サイト「Real.com Take5」などを提供している。先日、同社はそれらを統合した新製品「Real Entertainment Center」を発表し、このジャンルでの優位性をアピールしたばかりだが、すぐにMicrosoftも新展開を発表した形。今後も競争が激化しそうだ。
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(2000/5/23)
[Reported by okiyama@impress.co.jp / yuy@ibm.net]