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■URL
http://www.oracle.co.jp/ptg/
http://www.oracle.co.jp/ptg/okinawa/ (沖縄サミット観光情報配信サービス 13日より公開)
日本オラクル株式会社は、企業向けソフト「Portal-to-Go」(以下「Portal～」)を8月11日から出荷開始すると発表した。
「Portal～」は、「Oracle8i」などの企業向けデータベースや既存システム、またWebサービスなどのインターネットコンテンツに、携帯電話などのモバイル端末からのアクセスを可能にするミドルウェアだ。現在構築しているシステムに対して、アプリケーションの修正やシステムの停止を必要とせずにモバイル環境に対応できるメリットがある。Webサイトや企業内データベースのコンテンツを「Portal～」のアダプタ機能でXMLに変換し、各ユーザーごとにカスタマイズをしてトランスフォーマ機能で各携帯端末に合った形式に変換して配信する仕組みとなる。
「Portal～」は企業内での利用に加え、BtoCやASPでも利用できる。この場合は、例えばインターネットコンテンツ制作会社が、各携帯端末に合った形でコンテンツを配信するといった形で利用可能だ。すでに欧米ではスウェーデンのTelia社（WAP端末への情報配信・ポータルサービス）、シンガポールの銀行Overseas Union Bank（WAP端末でのオンラインバンキング）などでBtoCの利用が開始されている。
「Portal-to-Go」の価格は380万円（200指名ユーザー）からで、BtoC・ASPでの利用の場合は、サービスビューローライセンス扱いとなり、価格形態が異なる。対応プラットフォームはSun SPARC Solaris2.6およびWindowsNT4.0。
また沖縄サミットの期間中、国際観光振興会が実施する外国人報道関係者向けのiモードによる観光情報配信配信サービスで、ミドルウェアとして「Portal～」が使用される。このサービスは地図・画像・文字の組み合わせで提供されるものだが、このうち文字コンテンツは7月13日～18日の期間中、先着3,000名に上記URLより一般公開を予定している。
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(2000/7/12)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]