韓国で人気ナンバーワンのIMソフト、クレバリーから配布開始

■URL
http://www.clevery.co.jp/

クレバリーメッセンジャーのログイン画面

　PCパーツ販売の株式会社クレバリーは、インスタントメッセージング(以下IM)ソフト「クレバリーメッセンジャー」の配布を開始した。

　「クレバリーメッセンジャー」の母体は韓国のIMソフト「インスタントメッセンジャーUIN」。韓国のインターネット企業・Daum社が作ったもので、基本のIM機能だけでなく、簡易ブラウザーやニュースティッカーも備えた多機能ソフトだ。特に、住んでいる地域や好みなどからメンバーを検索して紹介する「マッチング機能」が人気という。1999年発表とIMソフトでは後発だが、韓国ではICQよりも高い人気を持ち、現在170万人以上のユーザーが使用している。

　日本では株式会社ガイアックスがDaumと提携、日本版提供を行なうことを5月に発表していた。今回、クレバリーがガイアックスと協力して始めたサービス「＠cleveryコミュニティ」から提供開始となったわけだ。現在はWindows版のみをダウンロードで無料配布している。

　「クレバリーメッセンジャー」は完全に日本語化されており、IM部やボタン、チャットなどすべてを日本語で表示できる。友人とオンラインでIMをやりとりする基本機能に加えて、チャット機能や簡易ブラウザー機能を備えている。PCパーツショップらしく、パーツの価格表示もできるのがユニークだ。

　このソフトを使うには、「＠cleveryコミュニティ」への登録が必要だ。登録すると自動的に自分専用のホームページが作られ、以降はホームページ作成やサイト上のBBSなど、他のガイアックスのコミュニティサービスと同様の機能が利用できるようになる。ガイアックスは現在国内のポータルサイトやコミュニティサイトでこのソフトを導入する計画を進めており、近々その全貌を明らかにする方向という。

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(2000/10/6)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]