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【業界動向】

ICANNの理事選挙で富士通の加藤幹之氏らが当選

■URL
http://members.icann.org/

 世界のドメインやIPアドレスを管理しているICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)の理事会役員を選出するため、オンライン投票サイト「election.com」で10月1日から10日にかけて行なわれていた投票の結果が発表となり、世界5地域から1名ずつの理事が選出された。

 アジア/オーストラリア/太平洋諸国地域では7名の候補者があったが、このうち日本からノミネートされていた富士通ワシントン駐在員事務所長の加藤幹之が、全投票数1万7,745票のうち1万3,913票を獲得して当選した。

 この他の地域の当選者については次の通り。アフリカ地域がガーナのNii Narku Quaynor氏、欧州地域がAndy Mueller-Maguhn氏、ラテンアメリカ/カリブ海諸島地域がブラジルのIvan Moura Campos氏、北米地域がKarl Auerbach氏。

 現在、ICANNの理事会は、事務局長1名、ICANN設立当初からの暫定理事9名、サポーティング組織からの理事9名の19名で構成されている。このうち暫定理事の一部が今回当選した5名と入れ替わることになる。

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(2000/10/11)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp / shin-s@cyberdude.com]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp