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■URL
http://www.toki-meki.com/
http://www.prohouse.co.jp/news/news5.html (リリース)
ときめきドットコム株式会社と株式会社プロハウスは、共同で「サンプル提供型マーケテイングシステム」を開発、この事業についてのビジネスモデル特許を出願したと発表した。
ときめきドットコムはコンビニエンスストア(以下CVS)のサークルケイ、サンクス、スーパーのユニーなど17社が共同で立ち上げたEC企業だ。物販・旅行など6つの分野で、CVS店頭の情報端末とインターネットを利用したオンラインショッピング提供を予定している。
今回発表した「サンプル提供型マーケテイング」は、CVSで扱っていない商品を持つ企業向けのサービスだ。企業側が取り扱い希望商品のサンプルを提供し、ときめきドットコムのユーザーがそれを試用してアンケートなどに回答するもので、企業側にとっては効率のよい市場開拓や商品開発ができるメリットがある。
サンプル提供の仕方は2通りあり、1つは商品の特性とユーザーの個人情報をマッチングし、該当するユーザーにのみサンプル提供情報を配信するクローズド型。この方法では、企業はターゲットを絞り込んだ消費者の声が得られ、ユーザー側は不要な商品情報を受け取らずに済むメリットがある。もう1つは、希望するユーザーなら誰でも応募できるオープン型だ。こちらはユーザーが個人情報を提供せずに済む反面、サンプル配布先は抽選で決めるのが特徴。応募すると抽選結果が即座に分かり、ゲーム感覚で応募できるなど、ユーザー自信がが楽しめるシステムを提供するという。
ときめきドットコムは、2001年1月から同社のWebサイトを通じて、このサービスを開始する予定。開始当初はサンプル提供企業として2~300社の参加を目指す。また、PCだけでなく、インターネット対応携帯電話やPDAなどからユーザーのアクセスを可能にし、CVSの情報端末(来年度中に普及予定)も追って対応する方向だ。
このサービスで、CVSへの新規参入を目指す企業の活動促進に加え、地方の中小メーカーや海外メーカーなど、従来の流通では事業拡大が難しい企業の商品をCVS流通ルートをつなぐ支援を図る。また現在、このサービスについてのビジネスモデル特許を出願中だ。
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(2000/10/16)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]