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【業界動向】

マドンナが自らの名前をRealNamesに登録、5ヵ国語でアクセス可能に

■URL
http://web.realnames.com//Virtual.asp?page=Eng_Corporate_PressRelease_102300 (米RealNamesのリリース)
http://japan.realnames.com/ (リアルネームズジャパン)

“マドンナ”と入力すると、この公式サイトが表示される
 ミュージシャンのMadonna(以下マドンナ)が、米RealNamesの「Internet Keyword」に登録、自分の名前を入力するだけで公式サイトにアクセスできるように設定した。

 Internet Keywordは特定の単語を入力すると、その単語に関連づけて登録したWebサイトへアクセスできる仕組みだ。マドンナは先週、彼女の名前を無断で使用したドメイン「Madonna.com」を巡るドメイン名紛争で、WIPOから勝利宣告を獲得している。今回、サイバースクワッティングへの対策をさらに強化し、またファンが彼女の情報をインターネット上で発見しやすくするために、自らの名前を登録する形となった。有名人が自分の名前をInternet Keywordへ登録するのは、これが初めてという。

 RealNamesは、「Madonna」以外にも、「Madonna Music」「Madonna Chat」「Madonna Live」を登録、いずれからも公式サイトへアクセス可能となった。また英語だけでなく、フランス・ドイツ・日本・メキシコの各言語で利用可能で、Internet Expolorer5.0以上の場合は、URL欄に直接彼女の名前を入力するだけで公式サイトへアクセスできる。日本語で「マドンナ」と入力した場合、日本版公式サイトが自動的に表示される。

 マドンナのマネージャー・Caresse Henry氏は、「WIPOの判決は個人の最も貴重な資産を保護する、先進的な決定といえる。彼女のマドンナという名前は世界中で親しまれていると同時に重要な資産だ。この名前で、彼女に興味を持つ人なら誰でも彼女の情報にアクセスできるようになり、個人とプロにとって不可欠な保護を得られたことを喜んでいる」と述べている。

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(2000/10/26)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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