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■URL
http://www.emarketer.com/ereports/eholiday/welcome.html
米調査会社のeMarketerは、米国の年末ホリデーシーズンのオンラインショッピングによる今年の売り上げは昨年よりも71%増に当たる73億ドルになるだろうとの予測を発表した。
同社の報告書「eHoliday Shopping Report」によると、この年末には580万人のインターネット利用者が初めてオンラインショッピングを経験するだろうと予測。この数字は第4四半期にオンラインショッピングを利用する4,500万人の内の13%に相当する。こうした増加に伴い、Eコマースによる年間の売上高は年末までに370億ドルにまで増加するだろうと見込まれている。
ホリデーシーズンにオンラインショッピングをする人は平均280ドルの買い物をするが、これはホリデーシーズンに使う予算の5分の1強である。昨年のホリデーシーズンの平均消費額は215ドルだった。慣れた買い物客は平均買い物額を押し上げ、初めての買い物客は平均買い物額を押し下げる傾向にある。
eMarketerでは、多くのオンライン店舗では昨年のホリデーシーズンに生じたさまざまなトラブル、例えば在庫切れや配達の遅れなどの問題から学ぶことによって、今年はサービスの質が向上するだろうと予測している。
なお、米調査会社NPD Groupも、11月9日にホリデーシーズンにおけるオンライン販売の予測を発表しており、売上高は前年比2倍の125億ドルになるとしている。
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(2000/11/20)
[Reported by taiga@scientist.com]