【新サービス】

ISAO、インターネット電話サービス「DreamCall」をようやく開始

■URL
http://www.isao.net/

DreamCallの画面
 株式会社ISAOは、3月15日より関連会社の株式会社ドリームコールと共同で、インターネット電話サービス「DreamCall」を開始する。

 これはPCから国内外の一般電話、および携帯電話に通話できるインターネット電話サービスだ。国内の一般電話には一律5円/30秒、PCから国内の携帯電話は10円/30秒、PCから米国・イギリス・韓国など海外主要30カ国の一般電話は10円/30秒で通話可能だ。従来のインターネット電話はほとんどが60秒単位の課金だったが、30秒単位の課金にすることで、ユーザーが通話した時間に忠実な課金を可能にしたという。ほか海外は200カ国へ、また海外の携帯電話への通話も可能だが、課金は国によって異なる。通話料金は「isao.net」のサービスで使用するバーチャル通貨「ドリム」で支払う形で、ドリムはクレジットカードかWebMoneyで購入できる
 「DreamCall」の利用には「isao.net」の接続・閲覧用ソフト「DreamPassport for PC Ver 2.11」が必要となる。これは「DreamCall」を開始する3月15日より、ダウンロード提供を開始する予定だ。なお「DreamPassport」は、当面Windows版のみの提供となる。

 この「DreamCall」、実は2000年夏をメドに開始すると発表されていたサービス。予定より開始がかなり遅れた理由について、ISAOでは「インターネット電話の品質がネットワークのバックボーンに大きく左右されるため、isao.netのバックボーンの改良に時間をかけ、より質の高いサービスを目指したため」としている。また2001年上半期中にはゲーム機「DreamCast」からの利用に対応する方向だ。同社は今後、法人向けサービスの展開も視野に入れながら、2001年度に「DreamCall」で1億円の売上げを見込んでいるという。

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(2001/3/8)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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