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NTT東日本は21日、光ファイバーと高速無線技術を使った屋内向けブロードバンドアクセス実験「Biportable」を開始した。トライアルは、渋谷エリアを中心に、8月末まで実施される。なお、Biportableには、株式会社ギャガ・コミュニケーションズや帝拳株式会社、インプレスコミュニケーションズなど約40社が協力している。
Biportableは、NTT情報流通基盤総合研究所が開発した最大36Mbpsの無線接続技術AWA（Advanced Wireless Access）を利用。渋谷Q-FRONT、渋谷マークシティなど8ヵ所に専用の体験端末を設置するほか、家庭やオフィスなどに200台のPCカード型モニター端末を配布した(PDA型端末200台は5月に投入)。
実験のキーワードとして、動画配信とインタラクティブが挙げられる。NetMeetingを利用した「ビデオチャット」のデモでは、ストレスなく会話ができた。このシステムを利用して、モニターがオペレーターと対面でレクチャーを受けられる「ヘルプデスク」も運用する。また、作成した動画を掲示板で公開する「MotionBBS」や2Mbpsの帯域を確保した動画配信なども行なわれる。
その他、30秒の動画をその場で作成し、インターネット上で公開・閲覧できるブロードバンド版プリクラ「ちょこっとMovie」がある。一般参加可能な専用端末は、渋谷ツタヤやタワーレコード渋谷店に設置されているほか、ビッグエコー表参道店にも設置される予定。
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ビデオチャット
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MotionBBS
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ちょこっとMovie
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PCカード型端末
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無線基地局
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ちょこっとMovie端末
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■NTT、36Mbpsの屋内向け無線アクセス実験
(2001/3/21)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]