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■URL
http://www.ntt-east.co.jp/release/0104/010417a.html
http://www.ntt-west.co.jp/news/0104/010417a.html
NTT東日本とNTT西日本は17日、ISDNを利用したインターネット接続用の定額制サービス「ISDN接続サービス」を5月1日より開始すると発表した。ISDNのBチャンネルを1チャンネル利用した64kbpsの通信が可能で、月額料金は2,500円（ISPの料金とINSネットの基本料金が別途必要）。
ISDN接続サービスは、これまで試験提供してきた「加入者収容モジュールでの接続サービス」を本サービスへ移行するのにともない、名称を変更したもの。NTT東西が提供するネット接続用の定額制サービスとしては他に「フレッツ・ISDN」があるが、ISDN接続サービスは、NTT東西が都道府県単位で構築している「地域IP網」を経由しない点で異なっている。ISPは、各エリアの電話局まで自前のネットワークで接続することで、そこに収容されている比較的限定されたエリアにおいて、ISDNによる定額制ネット接続サービスが提供できる。地域IP網を使わないため「フレッツ」シリーズには含まれないが、いわばフレッツ・ISDNの“町内限定タイプ”と位置づけられるだろう。
このような性格のため、提供エリアはISPの対応しだいとなる。しかし、試験サービスにおいて対応したISPは、全国で5社だけだ。ISPからの引き合いもそれほど多くはないとしており、5月の本サービス開始時点でも対応してくるのはせいぜい10社程度に止まる見込みだ。とはいえ、ユーザーに安価でサービスが提供できる、また、場合によってはフレッツ・ISDNに対応するよりもISP側のコストが安上がりになるなどのメリットがあるため、地域ISPなどが今後、ISDN接続サービスに対応してくることは十分に考えられる。
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(2001/4/17)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]