【業界動向】

トリブネット・ジャパン、東京めたりっく通信に少額決済システム「Wisp」を提供

■URL
http://www.trivnet.co.jp/

 トリブネット・ジャパン株式会社は16日、1円からでも決済できるオンライン少額決済システム「Wisp」を東京めたりっく通信株式会社に提供すると発表した。6月下旬から7月を目途に稼動開始予定だ。

 「Wisp」は、ISPや電話会社を通じて支払い金額が請求される決済システムで、利用者は決済時にクレジット番号や個人情報を登録する必要がないのが特徴だ。利用にあたって、事前の登録も必要ない。

 東京めたりっく通信では、3月よりユーザー向けのサービスをブロードバンド対応にリニューアルしており、Web容量100MBでストリーミング機能を持たせた「meta+basic」やインターネット放送局を手軽に開設できる「meta+Broadcaster」などを開始している。東京めたりっく通信によると、ユーザーがコンテンツプロバイダーの提供する課金番組を視聴する時の決済だけでなく、自ら発信して料金を徴収する場合にも「Wisp」を活用できるという。

 トリブネット・ジャパンは、米Trivnetの日本法人として2000年9月に設立された会社。三菱商事の資本参加を経て、2月1日よりサービスを開始している。

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(2001/5/16)

[Reported by okada-d@impress.co.jp]


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