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商品・サービス評価サイト「Power to The People(以下PTP)」は、夏の参議院選に向け、期間限定の特別開設カテゴリーとして「政党」を6月15日より新設する。これは、小泉内閣の誕生以降、政治への関心が高まっていることから着目したもので、参議院選当日まで提供する予定だ。有権者の意見を受けつける「場」を提供することで、参議院選に向けた国民の政治への関心に弾みをつけていく。
「政党」カテゴリーでは、有権者の各政党に対する「信頼度」「期待度」「党首の統率力」「政策実行力」「政策の分かりやすさ」などの評価ポイントを項目別に設ける。項目別評価はレーダーチャート方式によりビジュアル化され、ランキング結果をともに表示される。また、ユーザーからは各政党に対する評価コメントだけでなく具体的な改善策も広く受け付ける。なお、これらコメントや改善策はすべて、ユーザー同士の投票によって支持率が出る仕組みになっている。コメントや改善提案はとかく“暖簾に腕おし”になりがちだが、PTPでは、支持されたコメントや改善提案は、有権者に代わって該当する政党に「国民の声」として届ける予定だ。
PTPでは、同カテゴリーを、世論調査などの調査対象のボリュームを重要視した定量的な調査結果ではなく、「有権者が何を基準に評価しているか」という定性的な視点にたったものと位置付けている。有吉昌康代表取締役社長は「人気支持率でモノを図らないで多面的な軸で政党の評価を見られるようにしたい」としている。
今後もPTPでは、非消費財分野の開拓に注力し、自治体や病院など地域に密着したカテゴリーのオープンを視野に入れていくかまえだ。
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(2001/6/14)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]