【業界動向】

米Odigoと米ActiveBuddyが提携~IMでエージェント機能を利用可能に

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http://corp.odigo.com/about/06-25-01.html

 インスタントメッセージ(IM)の米Odigoとエージェント技術の米ActiveBuddyは25日、両社が提携してOdigoのIMネットワークの中でActiveBuddyの双方向エージェントを利用できるようにすることを発表した。また両社はB2C市場におけるビジネスを協力して行なえないか検討を進める。

 ActiveBuddyは、IMサービス向けに情報を提供するような双方向メッセージエージェントを開発している。このエージェントはバディーリストからは自分の「友人」のように表示されるが、このエージェントに向けてテキストメッセージを送ると、エージェントはその内容を解析し必要な情報を送り返してくれるというものだ。IMが情報を入手するための窓口になるという点でこの技術は業界から注目されている。

 ActiveBuddyがOdigoの企業向けクライアントへの提供を検討しているエージェントには、「企業の在庫データを検索するエージェント」、「自動的にカスタマサポートを行なうエージェント」、「一般利用者や企業利用者向けにカスタマイズされたニュースを送り出すエージェント」などである。またActiveBuddyは現在一般利用者向けに株価やエンターテインメントニュースなどさまざまな利用方法のある双方向エージェントの開発を進めている。

 今回の提携についてOdigoのCEOであるMicha Macover氏は「IMが広くデスクトップに行き渡り、携帯電話や双方向テレビなどのプラットフォームにも進出するようになってくると、エンドユーザー向けに素早く適切な情報を持ってくる能力は、関係するプロバイダーに新たな重要な収入源をもたらすような、サービスそのものを定義するような機能となるだろう」とこの技術の重要性を指摘した。

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(2001/6/26)

[Reported by taiga@scientist.com]


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