【ソフトウェア】

英語版「Yahoo! Messenger」にビデオ機能が追加

■URL
http://messenger.yahoo.com/

 米Yahoo!は26日、インスタントメッセージング(IM)サービス「Yahoo! Messenger」にビデオ機能「Webcams」を組み込んだと発表した。これにより、IMサービスで相手の顔を見ながら話せるようになる。

 ユーザーは、Yahoo! Messengerをダウンロード後、簡単な設定で「Friends List」に登録している相手と、パソコン画面上で生映像を見ながらメッセージを交換することができる。Webcams機能では、Friends Listのユーザのうちビデオカメラを利用できる相手を表示したり、自分自身の画像をプレビューしたり、映像を見るように相手に呼びかけたり、逆に相手の画像を見たいと要求したり、画像を送る相手を指定するといった機能を備えている。

 また、Yahoo!では、このサービスの開始に合わせて米Logitechと提携し、LogitechのPC用ビデオカメラ「QuickCam」製品シリーズの共同マーケティングを行なうことを明らかにした。両社は7月から、北米や欧州の一部の国、オーストラリアで販売するLogitechの全てのビデオカメラ製品にYahoo! Messengerをバンドルする。

 インターネットを通じてビデオ会話を行なうソフトは、これまでにも多数リリースされているが、IMサービスにビデオ機能を組み込んだのは初めてだという。この新機能を武器に、Yahoo!はIMサービスの会員数増加を図る。なお、Microsoftの次期版OS「Windows XP」に組み込まれるIMソフト「Windows Messenger」も、ビデオ機能に対応する予定だ。

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(2001/6/27)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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