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■URL
http://www.microsoft.com/presspass/misc/07-10messenger.asp
http://help.msn.co.jp/maintenance.htm
「MSN Messenger」に障害が発生した件で、米MicrosoftのMSN部門のRich Bray副社長は10日、障害は解消し、全ユーザーがMSN Messengerのアカウントを利用可能になったとの声明を発表した。ただし、ユーザーの1%については、友達リストを回復できなかったという。
この障害は3日に発生したもので、接続に時間がかかったり、タイムアウトしてしまったり、友達リストが消えるなどの問題が起きていた。障害が発生して以来1週間が経てようやく復旧した。
Bray副社長は「最後のデータ復旧段階で不測の事態が生じ、ユーザーの約1%については友達リストを回復できなかった。これらのユーザーはMSN Messengerに接続できるものの、元々の友達リストを利用することはできない」と説明。Micorsoftは5月、MSN Messengerのユーザー数を3,190万人と発表しており、その1%に当たる約32万人が友達リストを失ったことになる。
Bray副社長は続けて「これらのユーザーがサービスに接続すると、MSNのソフトウェアが現在オンラインにいる友達のリストを自動的に回復するよう試みる。その他のリストについては、その後オンラインに接続した際に自動的に追加される。これにより、ユーザーは最小限の労力で友達リストを再構築できる。また、『Add』ボタンをクリックして手動でリストに追加することもできる」と説明している。
同社はMSN Messengerサービスの保護強化に向けて、来週中にリリース予定のバージョンを含めて全ての将来版に、「Import/Export Contact List」機能を追加する予定。これは、友達リストを友人と共有したり、パソコンに自動的に保存する機能だ。
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(2001/7/11)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]