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■URL
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/nl071201.htm
http://www.microsoft.com/presspass/press/2001/Jul01/07-11OEMFlexibilityPR.asp
米Microsoftは11日、OEM向けのWindows OSからWebブラウザー「Internet Explorer(IE)」をPCメーカーやユーザーが任意に削除できる方向にライセンス方式を変更すると発表した。これは、米連邦高等裁判所判決で「マイクロソフトがOEM先に対してサードパーティ製Webブラウザーの選択を阻害している」と指摘されたことに対応したもの。なお、Windows XPの出荷時期に遅延はないという。
今回の変更で、OEMメーカーがスタートメニューからIEの項目やアイコンを削除できるようになった。これは、従来から提供されているWindows 98/Me/2000にも対応する。また、Windows XPでは、IEも「アプリケーションの追加と削除」を使って削除できるようになった。このほか、Windows XPのデスクトップには何も置かない状態で出荷される予定だが、OEMメーカーの判断で従来どおり任意のアイコンを配置して出荷してもかまわないことになった。
米MicrosoftのSteve BallmerCEOは、「現在のWindowsライセンスの一部には不適切な条項があるという主旨の判決を受けた。我々はこの指摘を受け入れると同時に、今後残された争点について、政府関係機関と協力して問題の解決を図る」とコメントしている。
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(2001/7/13)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]