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■URL
http://pr.mp3.com/pr/379.html
デジタル音楽配信の米MP3.comは19日、大手差コード会社Sony Music Entertainment(SME)とUniversal Music Group (UMG)の合弁事業である米pressplayに、バックエンドインフラ技術を供給すると発表した。また、MP3.comは、pressplayが提供する有料会員制音楽配信サービスの参加企業になる。
pressplayは、今夏遅くに開始予定の音楽配信サービスに、MP3.comのコンテンツ配信技術や会員管理技術を用いる。さらにpressplayは会員制サービスを通じて、MP3.comが擁する数百万人の会員に、複数のジャンルの人気アーティストを含む膨大な音楽カタログや独自番組を提供する予定だ。
両社提携について、MP3.comのRobin Richards社長は「当社のインフラをpressplayの音楽コンテンツと組み合わせて、より魅力的な音楽体験をMP3.comで音楽ファンに提供していく」とコメント。pressplayのAndy Schuon社長兼CEOは「MP3.comの技術は堅牢でスケーラビリティを備え、当社の会員制音楽配信サービスが急成長するための能力を提供する」と選択理由を説明した。
なお、UMGの親会社である仏Vivendi Universalは5月、MP3.comを買収することで合意しており、pressplayがMP3.comの技術を採用する背景となっている。pressplayはこれまでにも、米Yahoo!および米MicrosoftのMSN Musicの会員向けに音楽配信サービスを提供する契約を結んでおり、着々と潜在的ユーザーを増やしている。
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(2001/7/23)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]