【業界動向】

WebTV、日本でのサービスを2002年3月に終了

■URL
http://www.webtv.co.jp/

サイトでも終了を告知
 ウェブ・ティービー・ネットワークス株式会社は、TVと専用セットトップボックスの組み合わせによるインターネット接続サービス「WebTV」を、2002年3月末で終了すると発表した。1997年12月より開始し、一時は積極的なプロモーション展開を行なっていた同サービスだが、当初の予想を下回る形で幕を閉じることになった。

 同社ではサービス終了の決定について、「近年の通信環境の向上や携帯電話をはじめとする多種多様な通信機器の普及により、低速アナログ回線を利用した通信環境においてインターネットサービスを提供する『WebTV』のサービスの優位性が失われた」ためとしている。会員募集はすでにサービス終了発表と同時に停止。2000年2月時点では10万人を超えていた会員数も、終了発表時点では4万人強になっていたという。現在の会員には契約形態ごとに終了について連絡し、2002年3月のサービス終了まで接続は保証するほか、他サービスへの乗り換えなどを案内する予定だ。

 なおウェブ・ティービー・ネットワークスはサービス終了後、会社清算手続きを行なう方向という。

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(2001/9/26)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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