【通信業界】

CWC、広域LANサービスにインターネット接続オプションを追加

■URL
http://www.cwc.co.jp/ja/whatsnew/047.html

「広域LAN外部接続サービス/
インターネット」の概念図

 株式会社クロスウェイブコミュニケーションズ(CWC)は4日、同社が提供する企業向けサービス「広域LANサービス」にインターネット接続のオプション「広域LAN外部接続サービス/インターネット」を追加すると発表した。サービスは株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)と共同で開発されたもので、当初試験サービスとして提供される。試験サービスは10月中旬から2002年3月まで実施し、3月以降本サービスとして提供する。

 「広域LANサービス」は、離れた支店間など各拠点を相互にイーサーネット接続し社内網を構築するサービス。利用料金は通信速度と接続ポート数で決めているため距離に依存しないのが特徴だ。今回提供を開始する「広域LAN外部接続サービス/インターネット」は、「広域LANサービス」とインターネットを接続するサービス。従来、個別に構築・運営していた社内網とインターネット環境をまとめて管理できる利点がある。また、外部から広域LANに接続するには、広域LANに直接接続する必要があったが、今回発表されたサービスによりインターネットを経由したVPNを用いて広域LANに接続することが可能となる。初期費用270,000円、利用料金は月額520,000円。別途、各拠点の広域LAN接続サービスとアクセスラインの利用料金が必要となる。

 広域LANからインターネットへの接続帯域はIIJのバックボーンを利用。サービス開始当初は2Mbpsのみとなっているが、今後拡大する予定。IPアドレスは16個割り当てられる。インターネットへの接続はIIJのデータセンター内に設置されたファイアーウォールを経由する。

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(2001/10/4)

[Reported by adachi@impress.co.jp]


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