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http://www.sonicblue.com/default.asp?menu=Press_Room&sub_menu=&ID=498
米SONICblueは9日、同社のReplayTVデジタルビデオレコーディングソフトウェア技術を松下寿電子工業株式会社にライセンスすることを発表した。
この契約について松下寿の専務、金村隆夫氏は「デジタルビデオレコーディングは着実に利用者に受け入れられており、我々はこの技術がいくつもの新製品の鍵となる技術であると見ている」とコメントした。
また、SONICblueの会長兼CEOであるKen Potachner氏は「我々は松下寿と長い関係を築きあげられることを楽しみにしており、共に働くことで我々がSONICblueのReplayTV技術の力を倍加させるような革新的で新しいデジタルビデオレコーディング製品やサービスを創り上げられることを確信している。」とコメントした。
SONICblueは最近ブロードバンド接続を利用してテレビ番組をネットワークで共有できる機能を持った新製品を発表して話題を集めているだけでなく、これまでに複数の企業と提携してセット・トップ・ボックスなどにReplayTV技術をライセンスしてきている。日本国内ではパーソナルビデオレコーダーなどに代表されるデジタルビデオレコーディング関連製品はソニーなど一部の企業が発売しているだけで、製品も高価であり未だ十分に認知されていない。米国では高度な機能を持つデジタルビデオレコーディング機器が数百ドルで入手できる環境にある。それだけに松下寿がどのような新製品にこの技術を搭載してくるのか、注目されるところだ。
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(2001/10/10)
[Reported by taiga@scientist.com]