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■URL
http://www.worldaxle.com/
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| NOTASIPによるVoIP機能を搭載したブロードバンドルータ「Vox-Witch」 |
岡山県でCATVインターネットのユーザー向けにIP電話の試行サービスがスタートする。ワールドアクセルとビップス岡山が共同で行なうもので、「NOTASIP（Nothing Other Than A Simple Internet Phone）」というプロトコルを利用するのが特徴。P2P方式でユーザー同士が通話できる。
NOTASIPは、通信機器開発のワールドアクセルと東京工業大学の太田昌孝講師らが共同開発したプロトコルで、他のVoIP技術と比較してきわめてシンプルだという。センターサーバーを用意する必要がなく、いわば相手のIPアドレスを“ダイヤル”して接続する仕組みだ。今回のサービスでは、ワールドアクセルの開発したNOTASIP対応のVoIPルータ「Vox-Witch」をユーザーに販売またはレンタルする。
現在インターネットサービスを提供している岡山県のCATV事業者9社のうち、3社が参加する。プライベートアドレスとグローバルアドレスを変換するゲートウェイも用意し、同一CATV局のユーザー同士だけでなく、県内の他局のユーザーとも通話できるようにする。
ワールドアクセルによると、NOTASIPを実装した製品をこれまで全国数十社のブロードバンド事業者にサンプル提供しており、すでに実験を行なっているところもあるという。大規模なサービス提供は岡山県がはじめてだが、今後、他県でもサービスが登場した際には相互接続できる環境を整備してく予定だ。
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(2001/11/14)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]