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■URL
http://www.nic.ad.jp/jp/topics/archive/2001/20011116-03.html
JPNICは16日、JPドメインのレジストリ業務を日本レジストリサービス(JPRS)へ移管する作業の計画を公開した。移管の目的やスケジュール、JPRSの責任などについてまとめた覚書が9日、2社の間で締結されたとしており、今後はこの内容に沿って作業が進められる予定だ。
計画では、まず12月にICANNとJPRSの間で「ccTLDスポンサ契約締結」が締結され、さらに2002年1月にJPNICとJPRSの間で「JPドメイン名登録管理業務移管契約」が締結される。業務移管が実施されるのは2002年4月の予定だ。
JPRSはこれまで、ICANN(IANA)の委任を受けたJPNICの代行という位置づけで汎用JPドメインのレジストリ業務などを行なってきた。これに対して上記契約完了後は、JPRS自身が「ICANNからJPドメインのccTLDスポンサ組織としての承認を正式に受ける」ことになるわけだ。
なお、今回公開した移管計画は12月6日に開かれるJPNICの臨時総会で承認を受ける見込みとなっているが、JPNICではこれを前に、移管計画についての意見をインターネットコミュニティから広く募集するとしている。締切は11月30日の午後6時である。
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(2001/11/19)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]