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■URL
http://www.websidestory.com/cgi-bin/wss.cgi?corporate&news&press_1_159
米WebSideStoryは4日、「世界のブラウザー市場では米MicrosoftとNetscapeが支配的だが、ノルウェーの『Opera』がシェアは少ないものの拡大している」との調査報告を発表した。Operaのシェアは特に欧州の一部で急拡大しているという。
同調査は世界の12万5,000以上のサイトにおいて、1日当たり800万人以上のユーザーから収集したデータをまとめたもの。
世界におけるOperaのシェアは11月29日時点でわずか0.67%で、Microsoftの「Internet Explorer」やNetscapeに比べて極めて低い。しかし、1月時点の0.3%以下に比べると倍増している。特に欧州の一部で急拡大しており、ロシアでは1月の1.5%から11月29日には5.88%と約4倍増、ドイツでは1.3%から3.37%に、スウエーデンでは0.5%から1.8%へと増加している。
この調査結果について、WebSideStoryのGeoff Johnston副社長は「Operaは昨年、広告表示により無料で利用できるバージョン5をリリースした。これは、ユーザー数の増加が示しているように絶妙な方法だ」と分析。さらに「Operaはゆっくりとだが着実にシェアを伸ばしている。同社は依然としてブラウザー戦争のプレイヤーであり、NetscapeやMicrosoftの足下を窺っている」とコメントした。
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(2001/12/5)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]