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■URL
http://www.opera.com/mac/
http://www.opera.com/pressreleases/en/2002/01/20020109.html
ノルウェーのOpera Softwareは9日、Mac OS 7.5.3~9.2用のWWWブラウザー「Opera 5.0」英語版の最終版をリリースしたと発表した。新版は、クッキーマネージャーやホットリスト、複数のダウンロードモニター、キーチェーンへの対応などの機能を備えている。なお、Mac OS X版は現在ベータ版で、最終版のリリースにはまだ時間がかかるようだ。
Windows版のOperaは、Microsoftの「Internet Explorer」およびNetscapeに次ぐ第3のブラウザーとしての地位を獲得している。Operaでは、Mac版のOpera 5.0リリースにより、MacユーザーにWindowsやLinuxで人気の高い代替ブラウザーを利用する機会を提供するとしている。
Opera 5.0の最大の特徴は、同社によると、現在市場に投入されている完全な機能を備えたブラウザーの中で「最速の表示能力を備えていること」だという。また、128ビット暗号やTLS 1.0、SSL 2および3、CSS1と一部CSS2、XML、HTML 4.01、HTTP 1.1、ECMAScript、JavaScript 1.3、WAP/WML、一部DOMなどの標準仕様に対応している。
上記機能に加え、Opera 5.0は障害者向けにキーボードショートカットで簡単に操作できる機能や、画像表示を簡単にオン/オフする機能、複数のウィンドウを同時に開ける機能、終了時にウィンドウを保存する機能、文字や画像を最大10倍にまで拡大する機能、「インターネット」コントロールパネルへの対応、人気の高い複数の検索エンジンを簡単に切り替えて検索できる機能などを備えている。
Opera 5.0は、バナー広告表示バージョンを無料で利用できるが、39ドルを支払って登録すれば、広告が表示されなくなる。なお、英語版ではコード変換機能を備えていないため、日本語には対応していない。
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(2002/1/10)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]