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■URL
http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2002NEWS/0001/0115.html
NTTコミュニケーションズ株式会社(NTTコム)は、固定電話や携帯電話から音声による情報検索や、メールの読み上げなどができる音声情報サービス「Vポータル」を16日より開始する。利用料金は通話料金のみで、一般電話から10円/60秒、携帯電話から10円/14秒(昼間)となっている。
Vポータルは、事前登録なしに全国統一番号の「0570-0033-03」にかけるだけで利用できる。サービス開始時点で、NTT東西の加入電話、ISDN回線、公衆電話のほか、NTTドコモの携帯電話から利用できる(J-PHONEとTu-Kaは2月中旬より、auは今夏より対応)。このサービスに使われているVXMLとは、Web技術の標準化団体W3Cが2000年5月に制定した音声によるインターネットコンテンツへのアクセスを可能にする言語だ。
提供コンテンツは、株価案内や天気予報など12メニュー18コンテンツ。今後は、情報提供型コンテンツだけでなく、タレントや声優の声を使った音楽特性利用型コンテンツや、ゲームや懸賞なども拡充していく予定だ。
また、音声で検索した情報のクリッピング機能や、検索結果をあらかじめ登録したメールアドレスにテキストとして送信する機能、検索したレストランなどへ電話をつないだり、設定時間に電話をかけてもらう機能などを提供する。さらにOCN会員には、メールの読み上げ機能や、音声メールでの返信、スケジューラーとの連携なども提供する。
Vポータルは、2001年8月17日より実施しているトライアルサービスで、ユーザーの要望から「*」を2回押すことで音声認識機能のオン/オフができる「ロック機能」などを追加していた。トライアルでは、1ヶ月あたり2～3万件の利用(1通話平均3分程度)があり、利用者の多くは主婦層と学生だったという。
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(2002/1/15)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]