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■URL
http://www.pictureiq.com/
出力できるフォーマットは、GIF、アニメーションGIF、JPEG、PNG、WBMP |
ピクチャーIQジャパンは1月31日、画像処理サーバーの新製品「TransForce Model 300」を同日より出荷すると発表した。オリジナルの画像データを一つ用意しておくだけで、PCや携帯電話、PDAなどアクセスしてきた端末の機種を判別し、フォーマットやサイズ、色深度、容量などを最適化したデータを自動生成・配信できる。
従来製品の機能に加えて、画像変換専用サーバーとしては業界ではじめて、アニメーションGIFに対応したという。iモードでアニメーションGIFの利用が増えていることから高まっていたニーズに対応した。また、処理速度も向上したとしており、従来製品では1秒間に生成できる画像が31.5枚だったのが、41.0枚に増えている。
TransForce Model 300の価格は600万円で、伊藤忠テクノサイエンスなどの販売代理店を通じて提供する。ウェブページの記述形式そのものを変換する他社ソフトと組み合わせたソリューションとしても販売される見込みだ。
なお、ピクチャーIQジャパンによると、現在国内ではウェブアクセス可能な携帯電話や携帯端末が150種類以上も使われているとしている。一方、TransForceではあらかじめ大半の機種をカバーしているが、日々発売される新機種にも対応するため、変換ルールのアップデートサービスも開始した。新機種の発売後72時間以内をめどに提供するとしている。価格は1年間99万5,000円となっている。
米PictureIQ社CEOでピクチャーIQジャパンの取締役のTom Hull氏(左)と、ピクチャーIQジャパン代表取締役の浜和人氏(右)。モバイルインターネットの先進国である日本で市場拡大を狙う | イヌが歩くGIFアニメを各機種で表示したところ。iモード対応端末でも、機種によって容量を調整しているようだ。また、iモード以外の機種ではPNGフォーマットなどの静止画に変換されている |
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(2002/1/31)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]