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■URL
http://www.rcg.co.jp/
http://www.usen.co.jp/
リクルートコスモスと有線ブロードネットワークス（USEN）は6日、新築マンションにおける光ファイバー事業で提携したと発表した。リクルートコスモスが首都圏で販売する新築分譲マンションにUSENの最大1Gbpsの光ファイバー回線を引き込み、各戸に最大100Mbpsのブロードバンドサービスを提供していく。
リクルートコスモスでは昨年11月、光ファイバーによるブロードバンド環境を新築マンションで標準化するとして、NTT東日本グループと提携している。今回、新たにUSENと提携したことで、今後は各マンションで導入するサービスを2社から選択していくことになる。リクルートコスモスによると、「あくまでも標準はNTT東日本グループのものに置いている」（経営企画室）としており、一部のマンションでUSENを採用する考えだ。USENの導入物件第一号として、神奈川県横浜市中区の都市型タワーマンション（264戸）が決定している。
なお、NTT東日本グループのサービスを採用したマンションでは月額料金が2,800円の設定だが、今回USENを採用する第一号となる横浜市のマンションでは2,500円以下となる見込みだ。また、コンテンツやIP電話などの付加機能面でも2社のサービス内容には違いがある。リクルートコスモスでは、規模や立地条件など各マンションの性格を考慮したうえで、随時どちらのサービスを導入するか決定していくという。
したがって次のUSEN採用物件については未定だが、やはりUSENにとっては今回の提携を通じて1棟でも多くのマンションにサービスを供給していきたいというのが本音だ。USENは既存物件への営業にも力を入れているとはいえ、管理組合の承認などで導入工事までに時間を要することを考えると、短期間で大規模な加入につながる新築マンションは魅力的だ。リクルートコスモスとの提携を機に、他のデベロッパーも含めて新築マンションへの展開を加速したい考えである。
USENはすでに1月、首都圏でワンルームマンションを供給するデベロッパー団体「首都圏中高層住宅協会」と光ファイバーの包括的導入について合意しているが、ファミリータイプの大規模物件を手がける大手デベロッパーとの提携は今回が初めてとなる。
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(2002/3/6)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]