【業界動向】

米Sendmail、米McAfeeとウィルス対策ソフトを組込むことで合意

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http://store.sendmail.com/cgi-bin/smistore/news/pressrelease.jsp?eventOID=56655&localId=USA

 米Sendmailと米Network AssociatesのMcAfee Security部門は12日、OEM契約を結んだことを発表した。これによりSendmail社のメールサーバーソフト「Mailstream Manager」にMcAfeeのアンチウィルス検索エンジンが組み込まれることになった。

 米調査会社IDCの調査によるとコンピューターウィルスの85%がメールを通してネットワークに侵入しており、組織内のネットワークの入り口でウィルスを遮断する重要性が以前よりも増している。Sendmail Mailstream Managerにアンチウィルス機能がサーバーレベルで組み込まれたことで、ネットワーク管理者が一つのインタフェイスを通してメールサーバーとアンチウィルス両方を管理することができ、時間とコスト両方の削減につながるという。

 この統合された新製品は今年4月に発売される予定で、1年間のアンチウィルスアップデート購読料が付属することになる。

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(2002/3/13)

[Reported by taiga@scientist.com]


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