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米Sun、ソフトとハードを合わせたネットワーク認証ソリューション発表

■URL
http://www.sun.com/sunone/identity
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2002-03/sunflash.20020312.1.html
http://projectliberty.org/ (Liberty Alliance Project)

 米Sun Microsystemsは12日、ネットワーク認証ソリューション「Sun Open Net Environment(Sun ONE) Platform for Network Identity」の出荷を開始したと発表した。これは、Sunのソフトウェアやハードウェア、サービスを組み合わせたソリューションで、Micosoftの「Passport」に対抗するものとなる。

 ネットワーク認証ソリューションは、企業が顧客や社員、提携企業などを管理/制御できるようにするもの。Sunのソリューションでは、シングルサインオンによりオープンで安全な認可・認証サービスを提供し、生産性の向上をもたらすとしている。

 Sun ONE Platform for Network Identityは、2種類のパッケージ「Enterprise Edition」と「Internet Edition」が用意される。Enterprise Editionはファイアウォール内で最大1万件のオンライン認証に対応し、Internet Editionはファイアウォール外で最大25万件のオンライン認証に対応する。両パッケージには、設定済みのソフトウェアや必要なハードウェア、ストレージ、10日間の技術コンサルティングサービスなどが含まれており、価格は、Enterprise Editionが14万9,995ドル、Internet Editionが99万9,995ドルからとなっている。

 このソリューションの提供により、ネットワーク認証を巡るSunとMicosoftとの競争が激化することになる。Sunは2001年9月、ネットワーク認証技術の標準化を目指す団体「Liberty Alliance Project」を設立し、Microsoftの「Passport」に対抗するオープンな仕様を開発している。同団体の参加メンバーは、2002年2月に加わった11社を合わせて38社となり、着々と勢力を拡大している。なお、この「Sun ONE Platform for Network Identity」もLiberty Allianceの仕様が2002年半ばにリリースされた段階で、それをサポートする予定だ。

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(2002/3/13)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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