【提携】

北米450カ所にホットスポットを追加~米iPassとWayportが提携

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http://www.ipass.com/?2b1ff931a2e6e35ff51604151e0e6e48

 米iPassは25日、ワイヤレスISPの米Wayportと提携し、iPassの展開しているグローバルブロードバンドローミングネットワークに新たに450カ所のホットスポットを追加したことを発表した。

 iPassは、旅行者が世界のどこにいてもインターネット接続できるようなローミングサービスを提供している会社。現在世界中に14,000カ所以上に、提携プロバイダーの無線LANアクセスポイント、ブロードバンド、ダイアルアップアクセスポイントを持ち、専用ソフトから利用することができる仕組みを提供している。iPassのソフトでは企業がセキュリティーを守れるようにVPNを利用できるようになっているだけでなく、日本語でもサービスを利用できるようになっている。

 今回iPassが提携したWayportは、主に北米の空港やホテルにホットスポットを提供しているワイヤレスISP。Four Seasons、Sheratonといったホテルチェーン内の公共スペースでは無線LAN接続、室内ではイーサネット接続サービスを提供しているほか、サンノゼ空港、ダラスフォートワース空港などの代表的な空港ではゲートやターミナル全体で無線LAN接続できるようにしている。

 この提携についてWayportのマーケティング担当副社長Dan Lowden氏は「プロバイダー間のローミング提携は公共の場所のホットスポットでの高速インターネット接続を推進するために不可欠なものだ。これがWayportとiPassがこのイニシアチブの先陣を切っている理由だ」とコメントした。

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[Reported by taiga@scientist.com]


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