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■URL
http://www.ebay.com/
http://www.catalogcity.com/
http://www.altura.com/
米eBayと米Altura
Internationalは27日、戦略的提携関係に入ったことを発表し、Alturaが運営しているカタログショッピングサイト「CatalogCity.com」の商品をeBayで販売することを明らかにした。
CatalogCity.comは、全米で展開しているカタログショッピング業者がインターネットを通してカタログの商品を注文できるようなショッピングモールを運営している。この提携によりカタログショッピング業者は、CatalogCity.comを訪れる顧客だけでなく、eBayに加入している4,200万の会員に商品を売り込むことができる。商品はeBayのサイトに掲載され、落札者は最終的な決済手続きをCatalogCity.comで行なうようサイトに誘導される仕組みだ。
Alturaでは、この提携の初期の段階で約50のカタログショッピング業者の商品をeBayで販売することにしている。将来的にはCatalogCity.comに店を開いているすべての店舗が2002年の終わりまでにeBayで商品を販売できるようにする計画だ。また、CatalogCity.comの中にタブを作成し、そこからeBayのマーケットプレイスを閲覧し商品に入札、購入できるようにする計画もある。なお、CatalogCity.comには日本語のサイトもあり、北米で販売されている商品を日本語で購入できるサービスを行なっている。
この提携についてeBayの上級副社長であるJeff Jordan氏は「Alturaとカタログ業界はeBayの顧客と全く相性がいい。彼らは経験を積んだ売主で、カスタマーサービスで良い評判を持っており、一級の配送インフラストラクチャーを保有している。この提携はカタログ業界全体からeBayマーケットプレイスへの素晴らしい入り口となるだろう」とコメントし、今後CatalogCity.com以外のカタログ業者と提携する可能性をも示唆した。
DM業界団体「DMA(Direct Marketing Association)」の調査によると、カタログ業界は2001年に1,200億ドルの売り上げを記録、全米で17,000の業者がカタログショッピング業に携わっているという。最近ではGoogleがカタログ業界のカタログを横断的に検索し、注文できるような検索サービスをベータテストするなど、カタログショッピング業界とeコマースの結びつきが注目されている。
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(2002/3/28)
[Reported by taiga@scientist.com]