【新製品】

米Macromedia、Web制作用ツールの新版「MX」シリーズを発表

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Dreamweaver MX Preview Release版によるWebページ作成画面の例。オブジェクトウィンドウ(MXでは「Insert Bar」)などを1画面上に収めることもできる。

 米Macromediaは29日、Web制作用ツールの新版「MX」シリーズを発表した。製品は、Webサイト制作ツールの新版「Dreamweaver MX」、Web用グラフィックスツールの新版「Fireworks MX」、サーバー用スクリプティングツールの新版「ColdFusion MX」など。同社は併せて、これらと「Flash MX」や「FreeHand 10」を同梱した、Webサイト統合開発ツールセット「Studio MX」を発表した。

 Macromediaでは、共通の統合インターフェイスを提供するStudio MXにより、開発者の生産性を向上させるとしている。カラー管理やドローツール、コード編集、パネル管理などに一貫したインターフェイスを採用し、アプリケーション間でシームレスに移行できるようにした。対応OSは、Windows版がWindows98SE/ME/NT 4/2000/XP、Macintosh版がMac OS 9.1以上、OS X 10.1以上となっている。価格は799ドルで5月に発売予定だ。

 また、Dreamweaver MXは、Web制作ツール「Dreamweaver」に、「Dreamweaver UltraDev」のWebアプリケーション開発機能、「HomeSite」に対応するコード編集機能などを組み合わせ、単体のアプリケーションとして統合したもの。Dreamweaver MXは5月に発売予定で、小売価格は399ドル、アップグレード料金は199ドル。

 Fireworks MXは、単純なボタンの作成や、画像に複雑な回転効果などをかけたりできるグラフィックスツール。新版では、ポップアップメニューを容易に作成したり、簡単に制御できるようにした。例えば、タブ型のボタンバーと連携する縦横のポップアップメニューをJavaScriptで作成したり、ポップアップメニューのスペースや境界線などをカスタマイズできるようにした。Fireworks MXは5月に発売予定で、小売価格は299ドル、アップグレード料金は149ドル。

 Macromediaでは、5月にこれらMXシリーズの英語版を発売し、その後中国語版やフランス語版、ドイツ語版、イタリア語版、日本語版、韓国語版、ポルトガル語版、スペイン語版、スウェーデン語版なども発売する予定だ。なお、現在、各ツールのプレビューリリースバージョンのトライアル版が同社サイトにてダウンロード可能だ(無料。使用期間限定)。

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(2002/4/30)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]

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